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Time to Say Goodbye to Malaysia

遂にこのときがやって来てしまった…マレーシアを去り、本帰国の日が。

今朝起きたらいきなり土砂降り。まじか…最後のマレーシア絶品朝ごはんが買いにゆけぬー(TT)と思ってたけど、それはきっと、お空が私の代わりに涙雨を降らせたのだ、と勝手に解釈することにする。

そのあとは見出し画像の通り。目の覚めるような青空よ。これもまたマレーシアのお空が見送ってくれているのだろう。


さて今、KLIA、クアラルンプール国際空港にて本記事最後の仕上げをしております。深夜便を選んだため、寝て起きたら日本到着ってな寸法だ。目が冴えてしまって眠れるか定かでないけども。

しがない駐在員である故に任期が決まっており、なんとか当初予定から半年延長はもぎとったものの、この3/末でジ・エンドを迎えた。自分で移住を決めた訳ではないし、会社の意向なり事業方針なりもあるから仕方ない。それがサラリーマンやよね。

COVID-19による活動制限令のせいでこの地でやり残したことは、正直たくさんある。けどそれは、これからの人生の宿題ということで胸にしまっておく。では逆に、日本に帰ってやりたいことってなんだろう?この2年半、一時帰国もままならなかった(頑張ればできたけど、そこまで頑張る意欲が湧かなかった)日本でやりたいこととは。





文化的活動に勤しむ

マレーシアにも、美術館や博物館、更にはオーケストラだってあるのだが、日本や欧米と比べると…というレベルなのは否めない。なので、無駄にあちこち足を運びまくりたい。
ちなみにこちらはマレフィル、マレーシア・フィルハーモニー管弦楽団のHP。

クアラルンプールど真ん中ペトロナスツインタワーに、本拠地となるペトロナス・フィルハーモニック・ホールがあり、何度か聞きに行ったことがあって個人的にはめちゃよかった。ホールの残響も好み。日本人指揮者、古澤直久さんもいらっしゃるが今も健在?


やはりCOVID-19下では、ただでさえ少ない機会が失われ苦渋の日々を過ごしていた。YouTube(と、遠隔でも演奏が揃うプロ(いや、当たり前やけど))の威力にひれ伏すしかなかった。


帰国の折は可能な限り芸術のパワーを浴びまくりたい。今注目しているのはこちら。

天海祐希姉さまの海賊女王、アンヌ・ザ・トルネードがかっこよすぎて鼻血が噴き出る前作。

次回作だと?!2022年秋ですとー!!!
チケット争奪戦は必須…けど生でもDVDでも何でもいいからとにかく観たい。もちろん今棚上げになっている、トニー・レオン出演作品たちも。TSUTAYAレンタルとかして観るんだい。

===2022/4/1(金)追記===
なんとはなしに開いたネットニュース。そしたらこんな…!

なんということでしょう、2022年8月から劇場で観られると!
しかもウォン・カーウァイ監督本人によるrestore版!行くぞぉぉぉぉぉ



47都道府県制覇(水族館巡り)、再開

結局全く記事として書ききれなかったが、日本全国津々浦々に100以上ある水族館巡りをライフワークにしている。これから少しずつ、国境が開いていくんやろなとは思えど、もうしばらくは日本国内に注力し、思う存分駆け巡ろうか。

海外ひとり旅へ興味がシフトしていってしまった2010年代以前の2000年代が、国内水族館巡りに最もハマっていたとき。このときはどペーパードライバーだったため、車がないとちと厳しい北海道や東北、九州が疎遠に。今はこの数年半で鍛えたマレーシア仕込みの運転技術があるので、ガンガン挑戦するぞ。



これからのこと

COVID-19下での引きこもり期間中、来し方行く末はいろいろと考えた。

日本語環境にいない方が、のびのび暮らせるのらしい。
空港カウンターでのチェックインにて、日本人の客が大半のため日本語に囲まれドギマギしてしまったし、スムーズに進まないことにクレーム入れるおじさんもいたりして内心閉口した。日本語でも、マレーシア現地での日本人上長や同僚、他社おつきあいのあった方々とのコミュニケーションはたのしいのに。英語、カタコト中国語やマレー語はもっとたのちい。
じゃあ、どうやったら実現できるのか?

少なくとも今の会社の今の部署にいる限り、残念ながらウルトラCでも出ない限りは国内ドメドメの仕事しかない。残りの40代、脱出するためのスキルを身に付けるなり、スキーム構築するなり、次のステップへの準備期間としたい。

厳密に言うならば、語弊はあるけどざっくりあと10年。
あと10年やからな。
(これでも、マレーシアの人の間隔からすると相当長いよなぁ)




搭乗時間が迫ってきた。
いちばんの不安は、日本で「日本人」やれるかってこと。この赴任期間で相当にマレーシアナイズされてしまっているが故に。そもそもこの週末、寒いってどういうこと…半袖短パンビーサンの国から戻るのにいったい、どういう服着て帰ればいいのさ。もうそれすらわからない。

願わくば「マレーシア」を、パッケージして持って帰りたい。




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