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そろそろ、マレーシア旅のはなしを。イポー編

今月頭の旧正月、春節周辺で久しぶりにマレーシア国内を旅した。車だったので疲れ果てたけど、個人的にはいい旅ができたと満足感でいっぱい。と同時に、過去の思い出も蘇ってきた。


次はどないしよ~

イポーにしましょうかね。

ペラ州の州都であり、国内で3番目に大きな町。”美食の町”として知られ、評判の名物グルメを求めて多くの人が訪れる。また、洞窟寺院やコロニアル建築など、建築的に興味深い見どころも点在している。

「地球の歩き方 マレーシア ブルネイ 2019~2020年版」より
以降引用は全てここから

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(マレー半島西側を拡大。赤枠が今回のお題イポー、青枠がクアラルンプールと居住地であるその周辺地域。距離にしてざっくり200km)





食在怡保、食はイポーにあり

でもな…

チキンライスの話はしたし

エッグタルトの話もした。



せや(°▽°)

河粉、ホーフェンを忘れておったわ。

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平たい米粉麺に、鶏肉、エビ、ニラをのっけた汁そばである。上記写真だと左上に、スープに半分埋もれてるワンタンが見ゆる。こういうバリエーションもあり。
ぜーんぜん辛くもなく超あっさり~で、まさに朝ごはーん!という感じ。
お好みで、右下のチリパディ醤油(刻んだ唐辛子(チリパディ)を醤油に漬け、辛味づけしたもの)に、具やら、私は麺にもちょびっとつけてみたらあら不思議、味変して美味なり。
日本で平麺というときしめんしか思い浮かばないが、そこまで幅広でも分厚くもない。ベトナムのフォーが形状的には近いのかも知れない。


また彼の地は中華系も多く住むので、飲茶もうまいらしい。

「らしい」ということは、はい、未訪です…この富山茶樓には行っておきたいなぁ。ぼっち旅にはハードル高そうな門構えやけど。



交通手段

4~5年前も1年だけ、マレーシアに住んでいたことがある。まだペーパードライバーから脱したばかりで長距離運転には全く自信がなく、マレーシア国内旅行にあたっては陸・海・空、ありとあらゆる公共交通機関に頼った。
鉄道もそのひとつ。

イポーへは、2017年&2018年の年末年始、2018年3月、同年6月、そして今年2月と4回訪問しているが、今年を除き全て鉄道、ETS(高速電車)で向かった。


KLセントラル駅から乗り込む。

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座席を見てもらえればわかる通り、特急列車そのもの。しかも何故か、車両の前半分と後ろ半分とで座席が逆向いている。しかも位置固定。
チケットは3回ともオンラインで予約したのだが、座席番号の何番からが進行方向向かって後ろ向きかは一切記載がなく、いつも座席指定のページで頭抱えてた。


今はもう車で行けてしまうことが証明できたので、鉄道は選ばないと思う…切符のお値段1,000円程度なのは魅力的だけども。


理由その1:遅い
「高速電車」と謳いつつも結局は特急相当なので、途中何度も停車するし、2~3時間はゆうにかかる。日本の新幹線の偉大さよ。

理由その2:寒い
これは鉄道に限らず公共交通機関内は概してそうだが極寒。最初のうちはよくても、座席で身じろぎせず数時間を過ごしているうちに身体が芯から冷えて来る。必ず羽織ものを用意しましょう。

理由その3:トイレ…
寒さも相まって行きたくなるのだが、あまり用を足したくないレベル…まだサービスエリアの方がましだと思ってしまう。乗車直前に済ませた上に、水分も極力控えるという…なんの修行やねん。


イポー駅ホームにて。これはKL行き。
ここから凍えながら帰路に着くのです。

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ムーア風とコロニアル風の様式を取り入れたイポー鉄道駅、2018年当時の雄姿。綺麗ですね。

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観光スポット

マレーシアにはOldTown White Coffeeという全国チェーン店があり、手軽にマレーシア料理をたべられるのだが、本家はイポーの南香茶餐室だそうだ。その、如何にも昔ながらな喫茶店へ行ったときのことは、くどいようだがこちらをどうぞ。


そんなイポーにも、OldTown White Coffeeの店舗がある。
ホワイトコーヒーの濃さに皆やられてほしい。

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ペナンと同じく、壁画も有名。
これとか

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これとか

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また、石灰岩で造られた洞窟が点在しており、それを利用した中華系の寺院がいくつもある。サン・ポ・トンはイポー最古らしい。

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渓谷の間に建てられた寺院は圧巻。



天然温泉リゾート

最後に、こちらを紹介したい。
The Banjalan Hotsprings Retreat

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相方氏がいたく気に入り、2018年3月と6月の2回とも、ここで宿を取るハメに。

イポーには天然温泉が湧き出るエリアがあり、その地の利を使って建てられたリゾートホテル。

温泉とは言え、日本のものとは随分と異なりますのでご注意を。


自然豊かな中に、ヴィラが建てられている。

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人工的に整えられたものだとしても緑がたくさんあり、都会の喧騒は忘れられる。

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小道が整備されており、散策し放題。
もちろんカート呼べます。チェックアウトするときとか。

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温泉の湧き出る湖。高温らしい。
この奥向かって左には温度を下げた温水の浴槽があり、水着を着て入ることができる。

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暮れるとこんな感じ。

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鍾乳洞へも入れる。

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道中、この落書き?にびっくり。ここまで到達した日本人がいたということ?大正二年九月(赤枠)って書いてあるしね…
調べる術をもたず、結局謎のまま。

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ここからの景色が、Booking.comとかの広告に使われているかと。

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気になるお部屋はこんな様子。
普段ホテルの部屋なんて写真撮らないくせに、このときばかりは素敵さに興奮していたらしい苦笑


例えばガーデンヴィラ。

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小さなプールつき(温泉ではない)。

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バルコニーつき(蚊ほか虫が気になるけども、水辺なので)。

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正直晩ごはんは期待しない方がよいかと…レストランはあるがお高い上に腹も十分ふくれない苦笑
面倒でも町中に出た方がよさそう。


しかし、自然いっぱいのレストランでいただく朝ごはんは格別!


まずアフタヌーンティーぽい雰囲気で、フルーツ等が供される。

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定番のオムレツ♪

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メインは選べる。
おしゃれナシレマッとか

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お茶漬けまでも…

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別腹〜
写真はワッフルだけども、パンケーキもあった。

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つい先日も足を運んだばかりなのだが、こうして昔の旅を思い返すとまた行きたくなってしまう。片道200kkmなら、ぶっ飛ばせば日帰りで行けんじゃね?!と危険な誘惑が頭をもたげる。




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