分け隔て
親だってにんげん。完璧じゃない。
だからまぁこういうコトあるある。ありがちですよね。
弟がいるんだけれど。親はあれこれ干渉やや過保護傾向。
正直言うと今もつづいている。もういい年なんだから自分でなんとかするでしょ、放っておきなさいよと言ってみるわけですが。
わたしはというと・・・とにかく親が煙たくて仕方なかったですね、中学卒業するまでは。厳しかったし、あまり褒められた記憶なし。（比較は山ほどされたかな）
高校に入ってからはノビノビ気分でした。放任って感じ。弟のほうに集中してくれたので。
まぁ分け隔てしている、ということに全然気づいていなかったようです。
親は親で理由言い分もあるでしょう。
「片親だから、息子にはしっかりしてもらいたい」
「高校も大学も就職もいいところへ」
ただ自分としては・・・別にかまってもらわなくてもいいし、放任でラッキーって思ってましたね。
それにわりと早い頃から（就学前から）、親の言うことが全部正しいわけじゃないんだと気づいてましたし。生意気にも。
お姉ちゃんには厳しく、弟には甘い。なんでなんでとか思わなかった。そういうこともあるさ～スタンス。悩んだことはないです。
さて家人、彼にも弟がいます。
そして彼は・・・かさこさんのように厳しく育てられたようです。
「９０点とっても、なんで１００点じゃないんだって」
「上位の成績なのに、なんでトップを取れないんだとか」
「国公立以外の進学は許さんて言われた」
わたしならグレます。反抗反発しますね。
でも彼は・・・あまり苦悩することもなく、グレることもなく。わりとスムーズにきたみたい。（ちなみに厳しさの分け隔てはなかったとか。弟さんにも同じように厳しかったみたいです）
「ああいう親だから、しかたないよ」
「親だって完璧じゃないんだし」
なんかスタンスが似てますかね。
でも長男長女がみんな、こうしたスタンスで親子関係をとらえているわけではないので。
けっこう多いのかな？
「分け隔てされてる」感ある長男長女たち。