【今までの私】小さい頃からアトピー
◇◇◇まずは小さい頃からのお話◇◇◇
私は物心ついた時から気付けばアトピーが出ていて、
ステロイドも小学校高学年くらいまでは時々つけていました。
でもなるべく薬以外のもので治らないかと、母親が本当にあらゆるものをやってくれて。
塗るもの、飲むもの、食べるもの、
漢方や針や気功みたいなものなど、良いと聞けば試しました。
きっと、アトピーの方はみんなそうかな。
漢方も1〜2年は続けるのだけれど、自信満々だった先生方も最後にはお手上げで、
それを感じると、とても悲しく、
またどうしたら良いのだろう…と悩みの森の中へ迷い込む感じでした。
そして中学生一年生の時、東大病院を紹介されて入院。
そしてステロイドでツルツルの肌になりました。
その時はキレイな肌になれて本当に嬉しかったなぁ!
でもステロイドをやめて2、3カ月すると、またアトピーが出てきたんです。
治ったと思っていた中学生の私は、治っていなかったことがショックで。
そして、だんだん薬を塗っても治りが悪くなっていること、
上辺だけキレイになるけど、カラダの中は治ってない感覚を感じた私は、
その誤魔化している感じが「許せない!」と思い、薬を塗ることを一切やめてしまいました。
どんなに親に言われても、なぜか薬を塗る気にはもうならなくて。
でもそこからが、抑えていたものがなくなったことで、炎症が大爆発。
物凄い顔で、学校へ行く毎日。
目の周りやおでこを掻くことで眉毛は薄く、前髪も薄くなったり、
首は切れて動かせなかったり、、
制服の白いシャツの襟や袖口には血がつくほどで。
でもその頃の私は、引きこもったら社会と断絶する感じの方が怖くて、
真っ赤に炎症した顔で電車に乗って、中学、高校、短大へも通っていました。
(何年もあとに、友達になった親御さんが当時の私を見ていたようで、「あの頃とても辛そうなのに学校へ行っていて、偉いなぁと思っていたのよ」と言われて、私が知らないところで、あまりの酷さに覚えられている、ということに驚きました)
今、思うことは、
ステロイドを突然辞めたことが、本当に良かったのかどうなのかは、正直分かりません。
でももっと長い期間使っていたら、もっと手放す時が大変だったのかもしれないとも思います。
「薬で誤魔化している感じが許せない」という感覚、
完璧主義的な感じや、
「許せない」というバランスが偏った想いがアトピーを悪化させたり長引かせたのかもしれません。
だけれど、その感覚は、
「自然のもので生きたい」という、身体と魂からの叫びだった気もしています。
とにかく、私はその道を選びました。
そしてそれは、(多分、どちらを選んでも同じだったのかもしれませんが)
本当に生きるのが辛く大変な人生の始まりでした。
長くなったのと、書くエネルギーが切れたので、、続く…
ここまで読んでくださって、ありがとうございます💗