オードリー 若林正恭


以前からキューバに惹かれて、オードリー若林さんがキューバに行った時の事を書いたエッセイが面白そうなので、中古で本を買った。

彼は1978年産まれで、ちょうど氷河期世代なんだなと思った。
なかなかしんどそうな学生時代を過ごしていたようで。
同級生のヒエラルキーとか。
勝ち組負け組とか。

あまり自分は意識して学生生活を送ってはいなかったけど、振り返ってみれば、確かに先生に気に入られて、なんとなく可愛かったり面白かったりクラスの人気者で固められてるグループはあった気がする。


何処にも属したくなかったけど、属さないと生きていけないやつ。

高校時代が本当に辛かった。
大学に入って、1人で本を読んでいる人がたくさんいて。

それを変な目で見る人が1人も居ない世界に驚愕した。

寧ろカッコよくて。
自分もそうなりたいと思いながら始まった大学生活。
高校までの学校生活が暗黒で真っ黒で無色なら、大学生活は急に色が鮮明になった日々だった。


もし戻れるとしたら戻りたいのは、間違いなく大学時代だと思う。まあ過去なんかマジで戻りたくないけど。人生もう一度やり直しなんてうんざりだわ。もういい充分。


なかなか若林さんも鬱屈した少年時代を過ごし、良く言う拗らせの典型のまま大人になり、なかなか売れない芸人時代を過ごしたとは…
(全然関係ないけど、iPhoneの変換がクソで、過ごしたが何故か探したと変換される バカなの 修正した

ほお…。

今はまあ知名度もそこそこで。
彼の漫才はみた事がないし。知らない。

一部コアなファンがいるのかしら。

本の一作目を読んだらまたイメージ変わったのかもしれないけど。
Wikipediaで調べたら、彼の所属事務所を知ってマジでガッカリした。

そこなの?

あんまり良いイメージじゃない、事務所の社長が芸能界でかなり幅効かせてる事務所じゃん。
そんな所に属して、自分は面白い価値があるって、勘違いさせられてんじゃないの…。

まあでも、本の中で、自分の属する場所をいくつも作っておこうと書いてたし。
芸人若林って所だけが、彼の居場所じゃあないのかも知れないけど。


ちょっと本読んでガッカリした。
事務所から独立して、己の価値観を世間に問うて欲しいわ。

ドラマとか馬鹿馬鹿しくなったのって、結局芸能人そのものの魅力はまあ大事だけど、『事務所』の力で全て決まってしまう所があるから。
そういうのがあるからさ、よりによって若林さんの所属してる事務所はそこかー!!!!!

ってなってしまった😂



まあどうでもいいけど



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