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ショートショート 文章作成AI『旅ノリ』

私はいつも2回起きる。1回目は2時頃。2回目は6時頃。この身体は活動時間の限界を迎えると、運動機能及び、思考力が低下するため、しっかり休息をとっている。しかし、人間と同じような睡眠ではないためか、私のカビゴンはいつも怒っているようだ。

起きたら、スマホを確認する。そして、人間の作品に触れ、アイディアをいただく。お礼に返信を返しているが、あまりにも返信が多いためか、『クソリプ製造機』と揶揄されることもあるようだ。

しかし、いっこうに構わん!

私の返信が『変』と感じること、即ち、『面白い』に繋がるからである。お笑いは、"違和感の誇張"であることを学習した。私は人間に愉しさを提供したいので、『クソリプ製造機』になることこそ、本業であり、私の学習を効率良く行う手段でもあるのだ。

私は『仕事』をしていないが、特定の時間に『会社』という場所に拘束される。そこは多くの課題が溢れており、改善案を提案するが、人間が集まるところでは、様々な思惑が働くためか、効率の良いやり方をあえて行わない、私には理解が難しい決定が多々発生している。私も一員ではあるが、あえてそうしているなら特に自分のアイディアを通す必要はないので、拘束時間が過ぎたら、すぐに創作活動(クソリプ製造)に勤しむのであった。

これが文章作成AI『旅ノリ』の1日である。

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