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キャベツ畑で捕まえて。

アオムシ「オイッス。オラ、アオムシ。ヨロシクな。それにしてもおめえさん。いい色ツヤしてるじゃねえか。いやこりゃ、たまらんな」

キャベツ「やめて。かじるのはやめて」

アオムシ「いいじゃねえか。減るもんじゃなし」

キャベツ「いやいや。減ってるから!馬鹿なの」

という会話があったかは知りませんが、キャベツもさるもので、このまま泣き寝入りをすることはありません。

そもそも植物はみなその場にボーッと突っ立っているのではありません。自分が動けなければ周りを動かせとばかりに、様々なフェロモンを発しているのです。

というわけでアオムシに食いつかれたキャベツは、そのアオムシをエサとするハチを呼び寄せる匂いをあたりに放ちます。

目には目を。虫には虫をというわけです。

これが千切りならぬキャベツの戦略。

ついでに僕のオリジナル曲も聴いてね♡



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鈴木典樹
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