
アズールレーン 戦艦土佐 を組む(第五回)
本記事の写真を含めた内容の一切について無断転載を禁止します。
戦艦土佐を組む、今回で五回目になりました。
前回は面相についての記事を書きました。
今回は髪の毛や小物についての記事です。

後ろ髪には真鍮線を通すためのガイドがありますので、それを頼りに穴を開けておきます。

耳も同じようにガイド穴がありますので、それに従って穴を開けて真鍮線を仕込みます。

このような感じになりました。

前髪はクリアパーツです。このサンプルは嵌合調整の必要があったため、当たる部分を削ります。また、塗装の厚みも考慮して削りました。

塗ったパーツが干渉しないか慎重に嵌合の具合を見ます。ハマりづらい時は無理せずに内側を削り込みます。

顔の嵌合が問題なければ胴体と結合し、今度は胴体との干渉具合や、他のパーツとの具合を見ます。問題がなければ塗装します。

塗った髪の毛や髪留め、お面、イヤリング、サングラスなどを組み付けてみます。違和感がなければ、髪の塗装はこれで終わりです。
なお、モチーフとなった土佐のイラストは、メッシュのようなグラデのような不思議な髪色をしておりまして、なるべくモチーフに沿った色味を目指してみました。この辺は手に取った方が好きに表現されるのも宜しいかと思います。
次にサンダルです

土佐のサンダルは水着のデザインを踏襲している感じで、左右で色味が若干異なっています。デザインはジュートサンダルとトングサンダルを足して二で割ったようなデザインです。

写真では踵紐は付いてませんが、ディテールが凝っていてこれだけでも充分に楽しめます。
パーツ構成はソール、花尾、踵紐の3パーツ構成になっています。

実際にはもう少し明るいのですが、色味についてはもう少し薄みのある色味で良かったかなと思います。
着衣の塗装
※着衣は着脱できそうに見えますが、組み付け後は接着固定するために実際には着脱ができません。

やり方はいろいろあるとおまいますので詳しくは述べませんが、白い模様は筆塗りをしました。模様は凸になっているので、そこまで苦労しないと思います。
袖パーツの紐について

袖のパーツは穴あけ用の印が付いていますので、それを頼りにピンバイスで穴を開けます。テグスより気持ち大きめに開けるとテグスが通しやいです。モチーフのイラストを参考に通します。テグスは縫うやり方ではなく、穴と穴をホッチキスの針のようにコの字型で結ぶように固定していきます。特にこだわりがなければ、重なりとかも気にしなくて良いと思います。ポイントとしては、塗装済みの腕パーツを袖に取り付けますから、袖パーツを広げた状態でもテグスが外れないような長さで取り付けます。テグスの固定はクリアの接着剤を用いて接着し、乾燥後に飛び出てる不要なテグスをカットしてあげれば完成です。
より理想の仕上げにこだわりたい人は。

縫います。ある程度テグスに余裕を持たせた状態で縫い始めます。テグスが通ったら袖パーツを広げながら塗装済みの腕パーツをセットします。腕がセットできたら、テグスの緩いテンションを締め付けていき、余分な部分をカットします。より縫ってある感が出ます。リスクは高いですが、より満足度の高い質感を得られます。
今回はここまで。
前回の記事はこちら