アズールレーン 戦艦土佐 を組む(最終回)
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さて、戦艦土佐を組む、長編に渡りお付き合い戴きましたが、本記事が最終回となります。
網の塗装
網パーツは1パーツで表現されているので、サポートを慎重に取り外して表面処理をします。てもぎは非推奨です。モチーフとなるイラストの網もまた、非常に表現の難しい色味をしております。思案した結果、今回は立ち上げ塗装をすることにしました。
上の方が紺若しくはヴァイオレット寄りのダークカラーで、下に従ってブラウンになるという表現泣かせのイラストを参照しながらエアブラシを動かして行きます。パーツを固定するダボもないので、先に裏を塗っておき、後から表を塗るという方法を推奨します。強者であれば、ただ直接パーツを持ちながら表裏同時に塗った方が早いです。
ある程度進んだら、仮組をして質感を見ます。基本的にはこれの繰り返しになります。
小物は筆塗りでも全く問題はないのですが、今回はマスキングをしてエアブラシで塗装しました。
尾の塗装
尾はとても大きいです。試しに1/24スケールのラリーカーを置いてみました。
キットは白色で提供されますが、私の手元にはサフが吹かれた状態で来ましたのでそのまま塗装して行きます。
白は真っ白というよりは青みがかった感じの方が質感的に調和すると思いそのように色を吹いて行きます。
毛先の色味もイラストを参考にして吹いていきます。
敷物のタオルをついでに塗り分けておきました。
尻尾にも髪留めみたいなディテールが施されているため、こちらも塗り分けました。
塗り分けができたら、本体を座らせて具合を見ます。
下の敷物はヴァイオレットでグラデーションをつけてみました。
因みに、背面の構成はこのようになっています。
アクセサリーについて
至る所に宝石を模したアクセサリーがついています。非常に小さなパーツですので、取り扱いに注意します。
手軽なのは、まとめて塗装してしまう方法。塗った後にパーツを切り離せばオッケーです。
より難易度を上げたい人は、ひとつづつパーツを切り離して塗装します。塗装ができたら、テグスに接着剤をつけてパーツを固定します。
サングラスの塗り分けは、モチーフは何やら情景が写り込んだイラストになっていますので、忠実に再現されても良いですし、上の写真のように透視度をいかした塗装にしても良いと思います。
完成!
全てのパーツを組み付けたらアクリルベースに据え付けて完成です。アクリルベースは25cmの円形の物を用意してみました。キットには付属していないので、ご好みに合った物をチョイスしてください。
以上、戦艦土佐を組む、でした!
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