「倫理」=愛と理性をもって仕事をしよう
※追記:ホームページ開設しました。2024.7.26以降はそちらにてブログを更新していますので、チェックしていただければ幸いです。
昨日に続き、台湾旅行の話です。
台湾の中ほど、台中の日月潭という湖のほとりに「文武廟」と呼ばれる廟があります。「廟(びょう)」は、祖先の霊を祭る建物で、文武廟にはあの関羽や岳飛、孔子が祀られているとのことです。
そこで一風変わったおみくじがあったので、今回はそのことについて書いてみようと思います。
先人にアドバイスを乞う
日本でおみくじというと、初詣に神社に行ったときなんかに100円を納めてくじを引き、大吉が出れば今年はいい年になりそうだ、なんて今年1年の運勢を占う時にやるものというイメージですよね。
文武廟でのおみくじは少し違っています。
まず祀られている方に対して礼をした後、
①自分の名前
②生年月日
③住んでいる国や住所
を伝えたうえで、今後の人生において何かアドバイスが欲しい事柄を尋ねます。
そして↓のような半月型の形のものを2つ手にもって、床にそっと投げます。
この筊は片面が平たく、もう片面が丸形をしています。2つとも平面が上になれば物事は順調に進んでいるので問題なし、2つとも丸形が上の場合は残念ながら先人に思いは届かなった、とガイドさんに教えていただきました。
そして1つが片面が上、もうひとつが丸形が上になったときに、おみくじによって詳しく見ていこう、という流れになります。
番号の書かれているおみくじ棒を引き、その番号に当てはまる棚から札を引く、あるいは冊子がある場合は該当するページを開いて、書かれていることを確認します。
おみくじの結果は…?
私は「独立するにあたり気をつけるべきこと」をアドバイスしてもらおうとチャレンジしたところ、運よく(?)1回でおみくじを引くことになりました。
おみくじ棒は3番。該当箇所の冊子を開いてみたところ↓のことが書かれていました。真ん中あたりからです。
・・・・・・まぁこれではなんのこっちゃですので自動翻訳機に放り込んでみました。
ちょっと抽象的でわかりづらかったのですが、私は以下のように解釈しました。
「木には根っこ、水には水源があるように、人間も自然界の一部である以上、何かしら元となるものがある。それが倫理であり、その本質は愛と理性。これを有する人は成功し、金銭的にも恵まれる」
愛と理性、つまり周りの人に分け隔てなく接し、かつ論理的に行動することが成功の秘訣だ、ということでしょうか。
独立後は収入が不安定になることを恐れて、どうしても目先の案件に飛びつきがちになるように想像します(事実私も不安は抱えています)。
しかし、マネーに目がくらんで倫理観のない仕事の仕方をしてしまうと、結果としてうまくいかなくなる、独立にあたってもこの倫理観を大事にせねばならない、ということと理解しました。
まさに独立を間近に控えた自分にはよく刺さる言葉でした。おみくじを試してみてよかったです。
皆様は仕事にあたって、倫理観をどのようにとらえていますでしょうか?
~編集後記~
・ペン字
・シェア畑に行って苺を何個か収穫。あと芽が伸び始めたオクラに防虫ネットをかぶせる作業。
・うちの猫のバランス感覚はなかなかのものです