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誕生日の音楽〈Birthday Music〉2023.6.7

最も尊敬する指揮者の1人、ジョージ・セルの誕生日です。

★ジョージ・セル(George Szell, 1897.6.7 - 1970.7.30)誕生。ハンガリー出身の指揮者、ピアニスト。アメリカへの演奏旅行中に第二次世界大戦が勃発し、そのままアメリカに定住。

“ベートーヴェン/交響曲第5番より 最終楽章”

クリーブランド管弦楽団を超一流のオーケストラに鍛え上げたセルは、演奏中の楽団員に呼吸まで揃えさせたと言われています。この映像では、そういう事情もあってか、客席までもがものすごく緊張している様が見て取れて面白いですね。

★レオポルト・アウアー(Leopold Auer, 1845.6.7 - 1930.7.15)誕生。ハンガリー出身のユダヤ系ヴァイオリニスト。アウアー門下と言われる一大ヴァイオリニストの系譜で高名。

“チャイコフスキー/なつかしい土地の思い出 op. 42-3 メロディ”

★ルイジ・マウリツィオ・テデスキ(Luigi Maurizio Tedeschi, 1867.6.7 - 1944)誕生。イタリアのハープ奏者、作曲家。

“即興的練習曲”

★ハイメ・ラレード(Jaime Laredo, 1941.6.7 - )82歳の誕生日。ボリビア出身、アメリカのヴァイオリニスト、指揮者。

グールドと共演したこのバッハのヴァイオリン・ソナタ集はLPで持っていました。

“J. S. Bach/ヴァイオリン・ソナタ ホ長調 BWV.1016より アダージョ”

★プリンス(Prince; Prince Rogers Nelson, 1958.6.7 - 2016.4.21)誕生。ミネソタ州ミネアポリス出身のミュージシャン。

”One Nite Alone”

1音鳴っただけでプリンスの曲だと分かるオリジナリティ、全く古びない音楽性は一体どこから生まれたのだろうと常々思います。

数千曲以上ものストックがあると噂されていましたが、没後5年の一昨年、何と未発表曲で構成された“新譜”が公式にリリースされました。

“Prince - Welcome 2 America”

しかし、30数年のミュージックキャリアの中でも、全くと言っていいほどスランプを感じさせなかったのも凄いですよね。

彼がこの世にもういないということがまだ信じられないでいます…

★パディ・マクアルーン(Paddy McAloon; Patrick Joseph McAloon, 1957.6.7 - )65歳の誕生日。イングランド、ニューキャッスル出身のミュージシャン。

プリファブ・スプラウト枠で特別にプレイリストを作っているほど好きなミュージシャンです。

 “Prefab Sprout - When Love Breaks Down”

この曲を含めて 2ndアルバム “Steve McQueen” は2007年にアコースティックバージョンで録り直されました。

そして、これが近影…!

目を患うという大きなハンディキャップも経験し、外見は別人のように変わりましたが、音楽は若く瑞々しいままです…♪ 

“Old Magician”

”The Best Jewel Thief in the World - Prefab Sprout” ヒッチコックの「泥棒成金」を使ったクリップ〜♪

★ディーン・マーティン(Dean Martin, 1917.6.7 - 1995.12.25)誕生。オハイオ州出身のシンガー。

“Gentle On My Mind”

★トム・ジョーンズ(Tom Jones; Thomas Jones Woodward, 1940.6.7 - )82歳の誕生日。ウェールズ出身のシンガー。

“Gentle On My Mind”

また? って、ハイ、ゴメンナサイ。“Gentle On My Mind” のカバーだけでプレイリストを作っているほど、この曲が好きなんです。

★デイヴ・ナヴァロ(David Michael Navarro, 1967.6.7 - )56歳の誕生日。ジェーンズ・アディクションやレッド・ホット・チリ・ペッパーズにも参加していた、カリフォルニア州出身のギタリスト。

“Jane's Addiction - Stop”

★小林 武史(1959.6.7 - )64歳の誕生日。山形県出身のミュージシャン、プロデューサー。

“Old Market”

ジョージ・セル/クリーヴランド管弦、1970年のコンサート録音を聴きながら今日はお別れです。ケント州立大学銃撃事件が数日前に起こったばかりというタイミングだったようで、冒頭彼自身による起立黙祷を促すスピーチから始まります。

50年以上が経った今も、同じような悲劇を繰り返しているアメリカ。この状況はもう変わり得ないということなのでしょうか…

“ウェーバー「オベロン序曲」、ベートーヴェン/交響曲第3番「英雄」”(間にモーツァルトの40番も演奏されたそうですが、ここには含まれていません)

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では、また明日〜♪

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