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誕生日の音楽〈Birthday Music〉2022.7.3
今日は大好きな作曲家と指揮者、2人の誕生日です。
まずは、愛してやまぬチェコ(モラヴィア)の作曲家ヤナーチェク、15分ほどのこの小曲集から。
★レオシュ・ヤナーチェク(Leoš Janáček, 1854.7.3 - 1928.8.12)誕生。
“霧の中で”
「存在の耐えられない軽さ」という1988年の映画がありますが、全編ヤナーチェクの音楽で構成されています。
今でも時々見たくなる名作ですので、未見の方はぜひどうぞ。若き日のジュリエット・ビノシュ、ダニエル・デイ=ルイスの演技も素晴らしいですよ。
私が初めて触れた彼の音楽の世界は、ピアノ小曲集“草かげの小径”でした。この映画のサウンドトラックでも使わています。
★カルロス・クライバー(Carlos Kleiber, 1930.7.3 - 2004.7.13)誕生。ドイツ出身の指揮者。
幼少時をアルゼンチンで過ごしたので、名前をカールからカルロスに変えました。
“ベートーヴェン/第7交響曲 第4楽章”
カルロス・クライバーの指揮姿は、本当に軽快で流麗、そしてリズミカル。指示も的確で、キャンセル魔の一面もあるのに、どのオーケストラでも楽団員の敬愛を集めていました。
何より、曲の流れを大切にしていた彼の名演からもう1曲。ラストに向けてなだれ込んでいく、ウィーン・フィルを振ったブラームスの第2番、最終楽章です。
父であるエーリッヒ・クライバーも名指揮者でしたが、私の人生で知る限り、彼は史上最高の指揮者。彼の振るモーツァルトのオペラを一度でいいから聴いてみたかったな。
★カール・シューリヒト(Carl Adolph Schuricht, 1880.7.3 - 1967.1.7)誕生。ドイツの指揮者。
“モーツァルト/交響曲第35番ニ長調 K. 385「ハフナー」よりフィナーレ”
映像だと、時代的にどうしても音が悪くなるので、ブルックナーの7番をステレオ録音でどうぞ!
★ミシシッピ・ジョン・ハート("Mississippi" John Smith Hurt, 1892.7.2 - 1966.11.2)誕生。文字通りミシシッピ出身のブルース・シンガー、ギタリスト。
“You Got To Walk That Lonesome Valley”
★フォンテラ・バス(Fontella Marie Bass, 1940.7.3 - 2012.12.26)誕生。ミズーリ州出身のソウル・シンガー・ソングライター。
“Rescue Me”
★ジョニー・ワイルダー・ジュニア(1949.7.3 - 2006.5.13)誕生。ヒートウェーブのリードヴォーカリスト。
ヴェトナム戦争従軍中に事故に遭い、下半身麻痺となり、車椅子での後半生を余儀なくされました…
“Heatwave - Boogie Nights”
★ミッシェル・ポルナレフ(Michel Polnareff, 1944.7.3 - )78歳の誕生日。フランスのシンガー・ソングライター。
70年代には日本でも大スターでした。
“シェリーに口づけ”
今日の写真は、渡良瀬遊水地北側にある展望台より日光連山方面です。夏休みのイベント企画を練りに先日試走して来ました。暑いけど、1年でいちばん緑も青も濃い、この季節ならではの楽しみ方を考えていますよー。お楽しみに〜!
では、また明日〜♪
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