コーチング、「良い質問」の聞き方|大学院留学
こんにちは。
昨日のリーダーシップの授業で、相手からゴッソリ答えを引き出す質問方法のトレーニングがありました。
まずコーチングとは、以下の通りです。
つまり、「これがベストな解決策ですよ」と答えを与えるのではなく、相手が答えに自分でたどり着けるように先導するのがコーチングです。
もちろん、解決策に自分で辿り着くには、まず問題の理由を認識・分析が必要になります。ここで大活躍するのが、「良い質問」です。
コーチングの特徴として聞き手に回るというものがありますが、今日は相手がより問題の核にたどり着けるような戦略的な質問の方法を習ったのでメモしておこうと思います。
戦略的というと難しく聞こえますが、本当にとってもシンプルなルールなので、これを読んだ後すぐに使いまくっちゃいましょう!
コーチング、「良い質問」の聞き方
たったこれだけです。
実際に解決策まで先導するときには他のフレームワーク(GROWなど)がありますが、そもそも相手の問題の理由認識・分析を助けるにはこれらの「良い質問」の聞き方がマストになります。
1、WhatとHowから始めよう
これは、「何が、どうやって、どのように、どれくらい」から始まる質問です。
言い換えると、相手がYesかNoで答えられる質問はなるべく聞かないということです。自分が質問を聞かれたときに「はい、そうです。」と答えてしまったら、それ以上その問題を深掘りするのは難しいと感じると思います。
質問の例で言うと、
何が一番悲しかったですか?
どのように友人を励ましましたか?
どれくらいイライラしてますか?
2、Whyから始まる質問は聞かない。
これがとっても重要です。
特にWhatとHowの質問の後に聴きたくなってしまうのがWhy「なぜ」の質問かと思いました。
なぜそう思ったの?なぜその行動をしたの?なぜ〜しなかったの?
と言う質問です。なんだかどこかで聞いたことありませんか?
それです、親や先生に叱られているときです。
Whyから始まる質問は、相手を恐縮させて深い思考の妨げになるそうです。言い換えると、Whyから始まる質問を聞いても、あなたが欲しい答えは一生相手から引き出すことはできないと教授は仰っていました。
Whyを使わない「理由」の聞き方
でも、「なぜ」って問題の核・理由に迫る重要な質問であることは間違いありません。もちろん、問題の核・理由は質問します。
今ちょうど「なぜ」は聞くなと言ったのに、理由は聞いたほうがいいって結局どっちなんだと思われていると思います。
再度強調しますが、一番重要なのは、質問を「Why/なぜ」という言葉から始めないということです。そのかわり、以下の方法で相手から「なぜ」への答えを引き出すことができます。
()内には、もし「なぜ」から始めたらどんな質問になるかを書きました。
何があなたをそうさせたの?(なぜそうしたの?)
どうやってその答えに辿り着いたの?(なぜその答えを出したの?)
どんな要素が最終成果に影響を与えましたか?(なぜその最終結果になったんですか?)
どちらの質問を聞かれた方が思考の深堀りをできそうでしょうか?
私個人的にはあまりWhyの質問は聞かれたくないです。なんか怒られているような気分になるので笑
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