「役に立ちたいなら、『聞く力』を磨こう。」
この言葉をさっきふと思い出した。
これは早稲田大学在学中にセミナーでお会いした、
当時外務省で働いていたOBの方の言葉です。
これは結構目から鱗でした。当時大学2年生の私は、
世界の問題解決に必要なのはやっぱり分析力とか伝える力とか、
あとは論理的思考能力?だと思っていたんですよね。
おそらくここに挙げたスキルも必要とは思いますが、
彼によると、まず「問題解決はただ論理的な正解を出すことではない。」
ということでした。
この世の「問題」には全てヒトが関わっていて、
自分達が出す解決策に必要なのは、
「このヒトたちをより幸せな状態にすること」であると。
だから、問題に関わるヒトたちが何に困っているのか、
このヒトたちにとって何が解決されるべきなのか、
これが問題の核の部分であり、
この問題の核の部分を知るために一番大切なのは、
「聞くスキル」なのだと。
その話を聞いて、
なんか漠然と人の役に立つ仕事がしたいと考えていた私は、
将来なんの仕事をするかはわからないけど、
とにかく聞く力を磨きまくろう!
と決意しました。この修行は今もまだ続いています。
もっと相手にペラペラ話させるにはどうすればいいだろうかと
いろいろな本を読んだり、
交渉学や説得するための心理学の授業も受けました。
勉強する中で、「聞くこと」は相手の話を聞いた上で、
それがどんな内容だとしても受け止めることができる
自分の器の大きさも重要だ、と感じるようになりました。
だから、私にとっての「聞くこと」の修行は、
相手にたくさん話してもらえる質問力
自分の感情をコントロールするスキル
この二つを鍛えることなのかなと思っています!
去年は日本国内のいろんな場所に住み、
とりあえずコミュニティに属してみることで、
本当にさまざまなコミュニケーションの形に出会ってきました。
ハイライトは福岡県の田川市で一年近くシェアハウスに住み、
気づけば運営側に周り、地域の職場にも何度かお世話になり、
私が今まで見たことのなかった世界をたくさん経験させてもらいました。
自分の「聞く力」が足りなくて、
対立したり迷惑をかけたり、
そして自分が嫌な思いをしたこともありました。
ただ、この経験から自分について多くのことを学ぶことができました。
自分の「聞く力」を磨くことができたと感じています。
まだまだ未熟な私だが、世界の役に立つためには聞く力を磨く。
今年もまたコツコツ磨いていこうと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
いつも皆さんの「スキ」が私の力になってます😊
今日が素敵な日でありますように。