活性炭の力
マスクをリフレッシュさす為に選んだパックの中身について今日は書いておこうと思います。こちらも紆余曲折を経て辿り着いたモノです。
今回は活性炭の話で竈門炭治郎とは無縁の話です。
役目を果たすパックについて
今回のマスクケースの肝はマスクで挟むパック。
企画を始めた時には7月と夏に向かって本番の季節でした。
不織布マスクは中がビショビショ
クラウドファンディングした『MASK』も毎日つけてましたが、流石に蒸し蒸し....💦幾ら通気性を考えながら素材をチョイスしたとは言っても3層構造でフィットさせてる為に限界はあります。
マスクも汗によってシットリ。
夏以外でも口から出る湿気・唾液などを吸収する事がテーマでした。そして抗菌性にも優れているモノ。
パックの候補
そこで思いついたのが『炭』
臭い取りや水の浄化など、不純物の吸着素材として昔から利用されてきました。私自身も備長炭を水に入れたりベッドの下に忍ばせたり使っていました。
調べていくと辿り着いたのが『活性炭』でした。
炭は木材などを加熱して作られた物です。
活性炭は、炭などをさらに1,000℃近い高温で加熱処理して作られます。炭より圧倒的な吸着性能がある事が分りました。
よく精製された活性炭は、食品添加物、薬用炭として使用されています。
近年では体内に入れるサプリメントにも使われていますよね。
参考 ➡ コチラ
Ag触媒活性炭
今回はヤシ殻を原料とした活性炭に更に『銀イオン』をプラス。
目的は抗菌性
銀イオンの正の電荷を帯びた原子(陽イオンあるいはカチオン)がバクテリアに吸着し細胞酵素を死滅させます。
銀の抗菌・防カビ加工における制御対象微生物は主に細菌と真菌(カビ)です。銀イオンは、各種のバクテリアの細胞に強く吸着し、バクテリアの細胞酵素をブロッキングして死滅させます。バクテリアを制御することにより、スライム(ぬるぬるした菌糸体)や藻の発生を防止することが可能です。
真正細菌とは、大腸菌、枯草菌、シアノバクテリアなどを含む生物群のことで、地球上のあらゆる環境に存在しており非常に多様です。
安全性として
銀は古くから食器等にも使用されているほど安全性が高く、接水環境の抗菌剤として広い応用範囲があります。
Ag触媒活性炭は吸着作用に優れた高品質ヤシ殻活性炭に銀をナノ粒子状態で添着し、銀イオンによる抗菌性能を持たせた活性炭になります。
マスクに付着した臭いや湿気・雑菌を吸着させる。
珪藻土のパックはどうだろう.....他にもっと何かないのか?
何より身体に優しく安心できるもの。
中身について検討しながら最終的に辿り着いたのが『 銀添着活性炭 』になります。