Apple Interigence
Apple AIの肝の一つは、自分のスマホ内でAIが使えること。先日の発表の中で、自分の写した写真の中から言葉で指定した写真を選び出すという例を挙げていた。これは、ネットに繋げずにAIが使えることということの例である。
もう一つの肝は「private cloud computing」だと思う。iPhoneだけで処理しきれないAI機能は、クラウドでAppleの個人個人のサーバーで処理するということである。
そして、そのプライバシーは完全に守られて、Appleでも内容は知ることはできないとされている。下記リンク参照。
また、iPhoneは、今年7月から衛星通信を直接使えるようになっていることも見逃せない。
Appleはそうした複雑な機能アップをあまり誇示せず静かにやろうとしていると思う。
Apple Intelligenceは、こう言った機能を自然に使えるようにするための技術なんだろうな。目立った技術ではないが、着実に進化している。
低エネルギーで高機能なAppleシリコンが登場して成功するなんて10年前には考えられなかった。
Apple製品の価格が高いのは、こういった機能を無料で提供するためであると考えられる、決して高コストではない。事実OSのアップデートも一切無料なのであるから。
ハードからソフトまで一社で作っている強みである。
一般のテレにに対するAppleTVセットボックスのように、自動車にもcarplayで食い込んで行こうとしている。まだまだ楽しみなAppleである。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/06/apple-extends-its-privacy-leadership-with-new-updates-across-its-platforms/