じむ プロローグ
彼の事を書くにあたって、時間軸的なものを整理してみたら、
ヨハンとジェイにあったのは21歳の時だ~。
さんざん19歳って書いたのに~~。ま、あんまかわらんがな。
今度はねぇ、18歳のとき。
そもそもそれをさかのぼる事3、4年前。
ちょっとしたきっかけで目にした、ストロマトライトというラン藻類(みんな~~~、ついてきて~~!)にノックアウトされ、私はこれにたずさわるひとになる!と、勝手に決めた。
地球創世期から存在する微生物でね、動物と植物の間みたいな存在。海のなかにすんでいて、地球に生物が誕生するための大切なファクターである酸素を生成している。
オーストラリアのパースっていうところにね、このストロマトライトさんがたっくさんすんでいる海岸があるの。
真っ白い岩の固まりのようなストロマトライト。
1メートルちょっとくらいの大きさで、ごつごつした円形。
その遠浅の海岸の、水面下にね、ストロマトライトの固まりが大体同じ大きさ、同じ感覚で点在しいている。
ぽこぽこ、ぽこぽこ、と、酸素の泡を出している。
それによって、海水のpHが下がって、生物がほとんどいない。
海水は例えようもなくすんでいて、
砂浜はストロマとライトの死骸でそこまでも白い。
そしてストロマトライトがぽこぽこぽこぽこ・・・
この幻想的な画が、今でも思い浮かぶ。
NHKの番組でみたんだよ。
つづく (まだ登場してない!
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