じぇい つづき3
でさ、結構ラブラブ~な感じだったんですよ、しばらくは。
お客さんにもボクの大事なひとって紹介してくれてたし。
でもあの人ちょーーーー目立つから一緒に歩くのがどうしてもだめ。自意識過剰な19歳。彼の隣にいるのはホイットニーぐらいの女であるべきなのよ。シスター代表としてホイットニーしかでてこないあたり、どうよ?
友達にも紹介できない。
この人が私の事好きなんて、嘘くさい。という思いがどうしても抜けない。アンソニーにこっぴどくやっつけられてた私はヨハンをもってしてもまだ屈折した男性不信。恋を楽しむ事はできても、信じる事はできない。
しかしそうはいっても19歳。
毎晩友達とは長電話だし。ちょっとは自慢な気持ちもあったし。
相談してるこはいたの。当時の一番の親友。
彼女も外国人モテモテタイプ。
彼女は当時、彼女の人生を変えた大変な恋愛中。
さんざん色んな経験をし、ついに「出会えて」しまった人。
そんな19歳もちょっとやだな(笑)
ジェイのお店に一緒に行った。
最初の日にあった、あのいけ好かない女も来てた。
「やっだ、あんなあか抜けない女のこと気にしてたの??問題外だよ!ジェイのNRを見る目をみてご覧よ、全然違うじゃん。
私この人はそうかな、って思うよ。ピュアに思ってくれてると思う。」
なんかだんだんそうかな~ッて思えてきた。好きになっちゃっていいのかな?
まず自分を変えないとね。
この日に、友達にちょっと気になる事をいわれた。
ビザってどうなってんの?
お店の権利とか、契約とかって誰がやってんの?
ぜんぜんわかんない。
ジェイに聞いたら、日本人のスポンサーがいるって。
ビザはその人から出してもらってるって。
ふーん。
その時はそれでまぁ、あんまり疑ってもねぇ、みたいな。
さきの事はどうでもいい刹那的な19歳。まあいいか、ですわ。
敵はいけ好かない女ではなかったのです。
つづく
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?