過保護
今、「過保護のカホコ」というドラマが放送されている。
過保護な家庭はそれほど多くないように感じるが、周囲の話では「共感する」「ウチもそうだった」という声をよく聞く。
どこからが過保護なのか、そうでないのか…という線引きもきっと各々で難しいが…。
それとも、子どもからみると親は皆過保護にみえるのだろうか…。
思春期の子どもは大抵親を鬱陶しいと感じる。
その時、親が「この子はもうそういう時期なんだ」と感じるか「まだ子どものくせに!」と感じるかは大きいと思う。
子どもを一人の人格として認めて尊重できるか、それとも無意識に親の所有物にしてしまうか…。
所有物にしてしまうのも、きっと色々な理由がある。
親がなりたかった自分を子どもに投影することも、「あなたのことを思って」とただただ世間で言う「正しい道」を歩ませようとすることもある。
所有することは愛ではない。エゴだ。
本当に子どもを愛しているのなら、本当に子どもを想うのなら、どうか見守ってあげてほしい。
助けを求めてくるまでは、つまずいてもそっと見守ってなにも言わないでほしい。
「子どものためを想って」やったことで、子どもが離れていってしまうことがある。
それはとても悲しいことだ。
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