エルドアンのシリア侵略に関するトルコの傭兵による声明

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アメリカ軍が7日、突如シリア国境から撤退を開始し、エルドアンが直後に近いうちの北シリアへ侵攻を発表しました。作戦名は「平和の泉」です。そして、9日国境地帯へ砲撃を開始し侵略の火蓋は切って落とされました。侵攻開始前、トルコの傭兵として活動するシリア反体制派は共同の声明を発表しました。それを翻訳してみようと思います。

※アラビア語に熟達していないので未熟な訳が多いですがご容赦下さい。

(説明)
慈愛あまねき唯一なる神へ、シリアの民よりユーフラテス東岸地域の状況において、またクルド、アラブ、アッシリア人、トルクマーン、アッシリア人、そしてムスリムとクリスチャンより:国民軍の真実の子より独自発表。
慈愛あまねき唯一の神は、我々は国土に腐敗とテロの恐怖をもたらしたテロリストPYDの賊共から偉大なる祖国へ救済をもたらす。我々はこのために貴方方にまみえる日を待ち焦がれながら年々と長い月日を耐えた。賊共は所有者の暗殺、不平不満に基づく活動、青年の軍役への動員、分離主義的テロ行為による好戦的潮流の醸成に手を染めてきた。
殊に我々シリアの自由人より慈愛あまねき唯一神へ。あなた方にまみえる時は近づいている。我々は貴方方に平安を、尊厳の回復を、財産の保障を、(我々の)防衛下においてムスリムの信仰の場、教会を、防衛を、信頼をもたらす。絶対に国民軍の軍役により革命の子たちに犠牲がもたらせること、貴方方が信頼するような強固な防衛を崩すことはない。ずっと国土と絆を守ってきた剣、
我々の使命は人々を武力による服従または生命の危険に晒してきた「シリア民主軍」の戦列においてかどわかされた若者たちに対するものである。貴方方の武器による光明。このような凶悪な賊の除去、何より貴方方の家の確保。神にかけて、貴方方のためイスラムを亡ぼさせない。慈悲ある生活(を回復する)。我々の力において賊の戦火をこれ以上拡げさせない。もはやこれ以上悔恨の時間が長くなることないように。

中身がない割りにイスラム的なレトリックに満ち満ちていて意味を把握したり翻訳するのに難渋しました。

全部ブーメランといった感じですね。連中の言う賊とか悪行って全部自分らがやってることです。昨年占領したアフリンでは戦闘はそこそこに略奪に精を出していました。

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何が恥ずかしいってトルコを威を借る連中がこんなセリフを吐いてるってことです(まあこのリリースもトルコが添削してるんでしょうがね)。こいつらは3年前単独でクルド人部隊に挑んでコテンパンにやられ↓のように無様な姿をさらしました。

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トルコはイスラム国含めシリアのならず者たちを利用しクルド人を打倒しようとしましたが、あまりに連中が不甲斐ないので親玉が出張ることになりました。最初が3年前の「ユーフラテスの盾」作戦、次が昨年のアフリン侵略、そして今回の「平和の泉」です。

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