「高知県ご当地映画制作奮闘記」vol.2 地域映画で賞を獲る
今日は、高知ご当地映画を作るってフェイスブックにアップしたら、地元の名士の方が、興味を持ってくださり、会いにいきます。高知の嶺北地域をロケ地で使ってくれるなら全面協力すると言われました。こういう出会いがあるから情報発信はできる限りした方がいいと思っています。後日報告します。
さて、昨日は、「あぜみちジャンピン」の現場の紹介をしようと思ったのですが、仲間から、「お姉ちゃん、弟といく」の紹介が先じゃないと言われたので、紹介です。こちらは僕の墨田区の中学の同級生の吉田浩太監督の作品です。自主映画です。ちなみに、今回の高知でのご当地映画の監督は吉田浩太監督です。
この作品は、2008年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭ではオフシアター部門審査員特別賞を受賞!!
2006年ドイツ・ニッポンコネクション日本映画3位選出!!等数々の賞を受賞!
とこちらは賞を取って、僕もドイツに行きました。
僕はこの現場では、助監督、制作、美術などピンク映画の助監督で学んだとを駆使して、やれることはなんでもやっていました。カレーも作りました。確か予算50万くらいだったと思います。よくやり切りました。マジで。
主演の江口のりこさんは、売れましたね。江口さんが売れるずっと前の作品です。https://www.youtube.com/watch?v=RhyfyEe5edE
題材は、やはりエロ。僕の人生にはエロが時々顔を出してきます。
ただ、今思うのは、20代の最初は男性の頭の中はエロで支配されているから、みんなエロをとりたがるのかもしれませんが。。。
ただ、20代のスタッフはみんな他の現場ではペーペーのペーで、自分で撮影なり、照明なりはできなかった。みんな下積みでした。そこで溜まっていた悶々とする感情をみんなで精一杯作品にぶつけていた印象が残っています。段取りなんて無視だし、カメラマンは気に食わなければ、撮影止めるし、現場止まって2、3時間監督とカメラマンが話をする場面を覚えています。カメラを止めるな!じゃなくて、カメラを止めろ!です。
何を撮るべきなのか。どう撮るべきなのか。本当に真剣に考えて1カット1カット進めていきました。本当に青春でした。
で、そんな思いがこもったこの作品は賞を獲るんです。で、ドイツにも吉田監督と一緒にいきました。
高円寺で撮影した作品が夕張やドイツに行く。
それまではピンク映画や、商業のVシネマに関わり、仕事として、段取りや準備をしていた僕にはとても新鮮な経験でした。そこから僕は、商業だけでなく、自主映画作品にも参加するようになっていきました。
次回こそは「あぜみちジャンピン」の紹介です。多分。
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