【檜原村】Oine Village
Oine Villageとは…
檜原ライフスタイルラボが運営する「Oine Village」は山林を切り開いて作られたキャンプ場です。急斜面地に作ったキャンプ場ですので、キャンプサイトのひとつひとつは小さく、ソロテントで過ごすことをメインに設計されています。(ファミリーキャンプが可能なサイトもあります)
今から4年前にクラウドファンディングを実施し、多くの方の支援を得てオープンにまでこぎつけました。
今では、週末ごとに思い思いの時間を過ごすキャンパーが集まる場所となっています。
産業保健の会社がなぜ、キャンプ場??
私が弊社の紹介をする際に、「産業保健サービスの提供会社」であると同時に「檜原村でのキャンプ場運営」のお話をすると…必ずと言ってよいほど聞かれる言葉が「なぜ、キャンプ場を??」
当然と言えば当然です。そして、私は「キャンプ未経験者」、檜原村に来るまで、焚火の火起こしすらできなかった人間です。キャンプからは本当に縁遠い人間でした。
でも、運営開始から数年経過して、やってよかったと思いますし、弊社の思いを体現する場になっていると思います。
最初は、社員の一言から始まった。
Oine Villageのある場所には、以前、古い古民家が建っていました。人が住まなくなってだいぶ時間が経ち、建物の痛みもだいぶ激しいものでした。一方で、その建物は古民家らしい良い風情もあったことから、当初はこの建物を活用した事業の計画を立てる予定でいました。
しかしながら、専門家に見てもらったところ、活用するためにはかなりの費用の投入をしなければならず、当時、立ち上げたばかりの弊社では、実現できない…という危機がありました。
そのような中で、スタッフで話合いました。
せっかくの場を活用する方法を考えました。
その時に社員の一人から「キャンプ場にしませんか」と提案を受けました。
当時、新型コロナ感染症の流行で「ソロキャン」も流行っていたこともありますが、何よりも、弊社の「元気の源を創る」という思いに貢献できるのではないか…という提案でした。
檜原村という立地を考えても、キャンプ場はありだなと思いました。
(私自身はキャンプに関して、何もわからないのだけど…)
キャンプ場にしよう…から1年
Oine Villageはクラウドファンディングで多くの方から応援していただく形で、プロジェクトが始まりました。
当初、建物として魅力のあった古民家を解体し、古民家の裏山に茂っていた杉の森の伐採から始まりました。
村の林業家さんにご依頼して…裏山の木々を約400本伐採していただきました。林業家さんによると、杉林の多くは人工林で、植えたら手をかけていかなければならないそうです。長年、手入れをすることができなかったため、杉の林により、地面まで日光が届かず、小さな植物が育たなくなるとのことです。それが土砂崩れの原因になったりすることもあるそう…そのようなお話を聞きながら、長年手が加えられることがなかった、弊社の杉林は整備さされることになりました。
それから、完全に手作りで管理棟の建築です…
また、クラウドファンディングで、プロジェクトに共感して下さった皆さんと道づくりをしたり…と、時間をかけて、場が作られていきました。
オープンから2年。
今年の夏前までは…完全ソロキャンプを楽しまれるお客様が多かったように思います。しかし…涼しくなり始めた9月ころから、毎週複数のお客様が訪れるようになりました。
それも…皆様、何度も訪れてくださる…
きっと、Oine Villageに来ることを楽しみに日常を頑張り、Oine Villageで力を貯めて日常に帰り、また、訪れることを楽しみにしてくださる…
まさに弊社が目指す「元気の源を創る」を体現して下さっているのではないかと思います。
スタッフも日々、訪れてくださる方がどうしたら、自然を楽しむことができるか考えながら、サイトや道づくりに励んでいます。また、杉を伐採したおかげで、これまで大きくならなかった広葉樹や小さな木々も少しずつ大きくなっているようです。
これからのOine Village
今は、かなり経験を積まれたキャンパーの方が多く訪れます。確かにOine Villageは、斜面も急で、サイトも小さいため、初めてキャンプをする方にはとてもハードルが高いものになっています。
しかし、せっかく東京都内にあるキャンプ場…気軽に訪れることができる場であってもよいように感じています。最近はデイキャンプで日中だけ訪れ、お湯を沸かしてコーヒーだけ飲んで帰るといった方もいらっしゃいます。
サイト間が段差もあり、他人の目が気になりにくいのもあり、静かな時を過ごすにはおススメです。
キャンプをしない私も、キャンプ場内を散策したり、少し、静かにたたずんだり等、時間を過ごすこともあります。
春夏秋冬を感じやすいのも、好きなところです。
運が良ければ…カモシカにも会えるかも…
キャンプに縁遠い方でも、楽しんでいただけるような機会を私たちも作っていきたいなと思いますし、弊社が産業保健サービスの会社であるので、働く人への何らかのサポートができる企画などもご案内できるようにしていきたいと思っています。
Oine Villageが気になった方は…
Oine Villageは原則、会員制のキャンプ場となっていますが、一部ビジターの方も受け入れております…気になった方は、まずはビジターとしてお越しください。
上記、楽天トラベルからご予約可能です。
原則、キャンプ道具等の貸出は行っておりませんので、ご理解ください。
また、Oine Villageの様子を知りたい方は、FaceBookページ(#Oinevillage)、Instagram(#Oinevillage)をご確認ください。
冬、寒くなっても、キャンプを楽しまれる方がいるんだな~と最近、感心する我々ですが、訪れる皆さんが、「また来ますね」と言ってくださることが何よりのパワーになってます。
これから、Oine Villageを訪れる方にお目にかかれることを楽しみにしています。