音楽の価値観。
東京都目黒区祐天寺駅徒歩7分。「紺野紀子フルート教室」を開講しています。子供から大人まで老若男女レッスン中。クラシック、ジャズ、ボサノバ、アンサンブル、楽典理論のコースからクラス選択可能です。
音楽を含め芸術を感じる価値観とは?
私はフルーティストでありフルート講師です。
自分の価値観は「音楽は人を喜ばせる。」ものだと思ってます。
例えば、フルートの生徒さんが必死で練習している姿。その姿を見ているだけで嬉しくなります。一生懸命の姿は美しい。もちろん練習している本人もできた時の喜びは嬉しいものだと思います。時には悔しい思いもしながらも。
演奏の仕事でフルートを吹いた時も、後でよかった!素晴らしかった。今日来てよかった。と、言っていただける時はとても嬉しいです。私もお客様も喜びを感じますよね。
もちろん、そうではない時もありますが。。。
ところで、いい演奏とは?
A者は、全てが卒なく演奏できて音程もそれなりに悪くない。音も出てるし伴奏ともあっている。
B者は、音は豊か。しかしたまに音程が怪しい。聴き手側には演奏内容の情景が目に浮かんでくる。そして一つのフレーズから湧き上がるハーモニーにぐっと心を掴まれて心地よい気分になる。全体を通すとやや雑な感じを受ける。
実際私は、とある(クラシックの)コンクールで上記の演奏を自分なりに感じたことがありました。もちろん審査員ではなくただの聴衆者として会場にいただけですが。
A者とB者の結果はわかりますか?
A者は予選通過でB者は予選で落選でした。その後のA者がどこまで上り詰めたかはわかりませんが。
ただ私は、全体的にはいわゆる雑というかまだまだ技術的に煮詰めるところがあるとは思いますが演奏で情景を人の心に浮かばせたB者はすごいと思います。もちろんあるフレーズの箇所だけでしたが。A者からは何も伝わってきませんでした。卒ない演奏はしてるとは思いましたが。安心して聴けたのももちろんA者です。だから予選通過はわかりますが。
音楽を芸術としてと考えると、やはりぐっと心を掴まれないことってどうなのでしょうか?
卒なく全てを演奏できる技術力だけで音楽家として世に出ていくことが多々あるのでしょうか?心が感じられないというか。心がない演奏というべきか。音楽の価値観て難しいですね。人それぞれだから。
私の音楽の価値観は「音楽は人を喜ばせる」。
できたら素敵です!
目黒区祐天寺「紺野紀子フルート教室」レッスン生随時募集してます。
問い合わせはホームページから可能です。
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https://www.konnoduo.com/flute-lesson.html
演奏動画もあります。
夫婦DUO「KONNODUO」
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https://www.youtube.com/watch?v=1MzcVgK2QBE