104 夢を、覚えていますか?
一昨夜、わたしが見た夢は、舞台でセリフを忘れる夢でした。
思い出せなくて焦っているというより、その言葉が呼び水になって精神状態に変化が起きるような、だいじなマントラ。
ムムム・・・と言ったっきり、黙りこんでしまう夢でした。
寝ている間って、不思議ですよね。
昼間の出来事が、ほんとに遠い。
健康な人も、病んでいる人も、
怒っている人も、笑っている人も、
痛みも、飢えも、悩みも、
それらを受け取って苦しむ「自分」という存在が、寝ている間はどっかに行っている。
そして朝になると、また「自分」に戻る膨大なエネルギーが、体に分泌される。
昼間の出来事と、夢の出来事と、どっちを優先していますか?
わたしにとっては、夢は、ある種の先生のような存在で、夢の出来事を優先したほうが、うまくいくケースが経験的に多いです。
夢を見るのが、自分がどっか行っているときのメタアイデンティティの仕事なら、
夢をどう受け取るかは、メタアイデンティティと、アイデンティティのパートたちとの会議。
セリフを忘れた夢は、
・次に必要な生理状態が作れていない、
・エネルギーシステムを修復する、
でした。
わたしは、「わかったよ、にゃんこ先生」と言って、修復に取りかかるのです。
#またアニメの話かよ
夢を、覚えていますか?
起きている間の「自分」に、人生のすべての決定権を委ねていますか?
それとも、寝ている間も見守ってくれている存在に、決定権を委ねていますか?