腸日記#017 Sudo式トレーニングと、小川カフェの晩ごはん。そして、One-Heart(ひたむき)であること。
昨日。トレーニング後に Sudoさんとブランチしつつ生理学講座。
夜はロイホのオムライス&エビフライを心待ちにしていたけれど、結局仕事が伸び、20:00までしかお店が開いてないってことで、近場の小川カフェへ。
晩の小川カフェでは、すずむぅさんと仕事談義。
「何品も並ぶご飯」を食べたのは久しぶりだなあ。
ブランチの生理学談義で、わたしがSudoさんに聞いたことは二つ。
参考になると思うのでシェア。
1. 筋トレ始めてから、僧帽筋が張ってるんだけど、どしたらいいですか?
(1) 筋トレ後に脱力できてないか、ふだんから僧帽筋が緊張してる。
力を抜こうとするより、力を入れたときと、抜いたときのギャップを感じることが大事。
(2) 背中を鍛えること。これは「もっと反りたい」というわたし(葦江)のリクエストにも通じる。大円筋と菱形筋。
背中を鍛えると、相反抑制により僧帽筋が緩む。
これは生理学講座の前にもうトレーニングで実践していて、ベンチを使って3kg*2個のダンベルをもち、ベンチを使って腕が動くレンジを目一杯広げてのベンチプレス。さらにうつ伏せに体を変えて、バックエクステンション。
これによって、胸を鍛える、背中を鍛えること、同時に表・裏で動く・休むができているから、ストレッチがいらず、胸が開く。一粒で三度オイシイ。
筋肉のギャップ、動く・休むを一瞬で切り替えるのが、デッドリフトを鎖骨まで引き上げること。このトレーニングで作れた生理状態がGood!
2. 内臓脂肪と皮下脂肪って、交互に減ったり増えたりする実感があるんだけど、体はどう使い分けてるの?
少し前に感じた、素朴な疑問。
わたしがやりたいことは、意識の最も純粋なところと、意識の物質化したところに気づきを入れて、「動き」を生み出すこと。
生理状態の、もっとも微細なところを、オイリュトミーで。
生理状態の、ちょっとハードなところを、トレーニングで。
いったんそうやって抜き出してみて、日常に還元して確かめる。
今はその繰り返しをやりたい。
言葉は違うけど、どれも陽の力と陰の力のことを指している。
オイリュトミーは、大地と光。重力と浮力。
キタさんは、陽と陰。
Sudoさんは、物体間引力と、電磁気力。
「動き」を生み出すことと、運動機能を上げることは別物だけれど、どっちもやりたい。
だから、筋力をつける、脂肪をシェイプする、体の状態を意識する、動きを感じる、というのを日々やっている。
で、 内臓脂肪と皮下脂肪に対する、 Sudoさんの回答。
脂肪は、あまり燃やすものではない、と思う。なぜならスス(脂肪酸)が出るから。食事制限も同じ。だから俺はトレーニングに加えて、食事を変えさせたりは、しないんだよね。
世のトレーナーが、運動では変わらなから、こぞって食事指導に走るのとは、真逆のことをSudoさんは言っている。
実際、全身の血流で、筋肉が使うのは2割。全身の中で、筋肉が影響する範囲は2割しかない。
あとは脳が2割、心臓が2割、肝臓が2割、腎臓が2割。ざっくりいえば彼ら五人衆のシステムが、血を五等分している。
と、わたしがざっくりすぎることを書いていたら、Sudoさんから割合の修正連絡がきたので、訂正します。
骨格筋22%、肝臓21%、脳20%、心臓9%、腎臓8%、脂肪組織4%、そのほか16%。五人衆であることは変わりないけど、心臓と腎臓は2割もないね。
前も書いたけど、これ。
トレーニングの目的は、生理状態を作ること。「どの生理状態を作るために何をするか」でメニューを組む。
ちょいハードな生理状態におくこと、血圧を上げることで、運動機能が上がり、消化・吸収が上がる。
結果、体の巡りが全体的によくなる。
「元に戻りたがる」恒常性維持機能のことを考えると、生理状態を作っていくというプロセスがもっとも理にかなっているなあって、思う。
実際、運動機能、消化・吸収、少しずつアップしている。
継続して検証。
日替わりワード(14日目のを掲載)
日替わりワードがずれちゃったので、少し遡って14日目。
自分のお腹の不調がバレたらどうしよう。
防衛的になると、心が疲れ切ってしまいますよね。
んだな。養生先生、お腹のゆるい人の味方だね。
お腹の不調に限らず、他人に弱みを見せたくない、失敗を笑われたくない。
助けを求めていい、自己開示できる人を見つけ、心を開きましょう。
あなたのサポート源は?友人、散歩、映画、鼻歌など、よい気分になることを書いてみましょう。だそうです。素敵。
自己開示というと、自分がいかにダメだったかに気づきました、っていう反省の弁に走ったり、感情や感傷に浸ったりすることもあると思うんだけど。
そういうことが大切な時もあるけどね。
あるんだけどね。
今できてないこと。例えば、わたしなら「もっと美しく背中を反らしたい」という素朴な願いがあって。
そこに取り組む時、それを教えてくれる人の前で、「こんなにできないんです」「なぜならトラウマがあって」「ここが固くて」とか、シノゴノシノゴノ言わず、ただ、やることにひたむきに集中するのが、自己開示のもっともストレートな方法だって思うんだよね。
英語では、One-Heartっていう。一心に。一途に。
昨日は、素敵な人にたくさん出会った日だった。
始めて会ったのに、するすると言葉が伝わった人。その人もご自身にOne-Heartだった。なろうとしていた。
踊っている動画をシェアしてくれた男の子もいた。
すごく、One-Heartだった。One-Heartって、自由だ。
わたしは言葉も書くから、黙々とひたむきな人よりは、時間も食う。
動いたり、施術したり、書いたり、話したり。
そうやって何かをやることの奥に、もう一つのOne-Heartがある。
それは、見つけること。「エウレカ!」の喜び。
見つけたぞ、
何を?
永遠を、
それは太陽に溶ける海だ。
と言ったのは詩人ランボー。
わたしにとっての「見つけた」は、息つぎのようなもの。
見つけたものを見せようと走り回るのではなく、息つぎして、また潜る。
わたしは、生死を超えた呼吸を見せたい。
生死を超えた呼吸は、見えない。
生死を超えた呼吸を、聞こえるようにしたのが音楽と言葉。
生死を超えた呼吸を、見えるようにしたのが、体の動き。
一日一腸活
ラジオ体操推進派の皆さん、朗報です。
腸日記にも、ラジオ体操が載ってますよー。