103 夢、見てますか?
Instagramとfacebookで投稿している、#夢を生きる365日の言葉
巷にあふれている人生訓みたいなものが苦手なので、365日の言葉も、なるべく自分に引き寄せて書いてます。アンサーを読むのが楽しい。
この秋は、自分の感覚世界をいったん解体しちゃえ、という呼びかけです。
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#夢を生きる365日の言葉 の「夢」には、いろんな意味があります。
「夢を叶えたい」の夢。
信長が「人間五十年、下天の内をくらぶれば、夢幻の如くなり」と詠じた、人生の夢幻。
睡眠中の夢見状態。
そして、荘子の「胡蝶の夢」。
「胡蝶の夢」は、荘周という男のエピソード。
夢の中で、「わたし」は蝶となって楽しくひらひらと舞っていた。
目が覚めたら、「わたし」は荘周だった。
ふつうならここで「綺麗な夢を見たなあ」で終わるのかもだけど、彼はただ者ではないので、こう考えます。
荘周が夢を見て、蝶になったのか。
蝶が今、夢を見て、荘周となっているのか。
このエピソードから、胡蝶の夢は、「夢か現(うつつ)かわからないさま」と意味づけられます。
が、大事なのはその意味するところではなく。
夢を見る「わたし」という主体は、起きているのか、寝ているのか、その生理状態の違いによって、見るものを変えることができること。
見るものとは、体の形が人なのか、蝶なのか、という認識の対象。主体に対して客体といいます。
形は、蝶や人という名を導くことはできるが、「わたし」が誰なのかを導くことはできない。
もっとシンプルにいうと、アイデンティティは夢を見ることができず、夢を見ているのは、メタアイデンティティということになります。
ファンタジーの世界ですねー。
胡蝶の夢が感覚共有されると、『呪術廻戦』の領域展開になります。
#またアニメの話ししてる
今見ている夢には、どんな名の、どんな形をしたものが現れていますか?
その夢を見ているのは、誰なんでしょう?
形や名に支配されない「わたし」とは、誰なんでしょう?
目覚めている時と寝ている時の生理状態が圧倒的に異なるように、仕事中のアイデンティティ、家族といる時のアイデンティティは異なります。
こうした役柄の違いによって、生理状態も異なるし、エネルギーシステムも異なります。
#夢を生きる365日の言葉 は、過去のプログラムに引っ張られず、胡蝶の夢のように、メタアイデンティティからの生理状態を生きようっていう意図を持っています。
次の3カ月で主に問いかけていくことは、感覚世界の解体とメタアイデンティティからの再構築だよ。
抽象的に書くとめんどくさいけど、毎日の言葉にすれば、ちょっとはマシになるかも!
お楽しみにー。
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