107 サイコロのクイズ、得意?
半丁賭博やチンチロリン、双六で使うサイコロ。
わたしが一番遊んだのは、チンチロリン、それから麻雀で親と子を決める時のサイコロです。
だから、東西南北も方位のめぐりではなく、麻雀ルールで、東南西北(トンナンシャーペー)で覚えてます。
サイコロの「賽(さい)」は、奥深い言葉。
古くは、道を遮る石、道を分ける石の「塞(さい)」。
そこから道祖神や、お供えや報いとしてのお金の意味が出てきたのかもしれません。
サイコロの賽も、ふさぐ、分ける、決めるといった、石の神さまの役目を持っています。
空間把握の図形として、よく引っ張り出されるのも、サイコロ。
サイコロのクイズ、得意ですか?
サイコロは並びが共通していて、ほとんどが目の順に左回り。
サイコロも、「目」なんですね。
一天地六、東五西二、南三北四で、
1と6が対、5と2が対、3と4が対、対の和は7になります。
クイズの覚え方は簡単で、1が目(上)のとき、2と3の傾きを、人差し指と中指の「Vの字」で覚えてしまうこと。
ちょうどイラスト左下の図が、そうなっています。
2(人差し指)が左上がり、3(中指)が右上がり。
1の対である6にも、向きがあります。
2が人差し指の向きの時、6は寝ています。イラスト右上の図形の通り。
2が反対に見える時は、6は起きています。
これだけ知っておくと、どんな展開図でも、石の神さまを描けますよ!!
サイコロで遊ぼう!!
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