「解決したくなるように作られた問いかけ」の罠
#夢を生きる365日の言葉 を毎日Instagramに投稿するようになって、noteがお留守だ。
今日が64日目。
インスタなのにどんどん長文になるから、あと301日後にはどうなっていることやら。
気分で、noteにも乗っけていこうと。
『問いのデザイン』という、ファシリテーションのための本を読んでみて、今朝はこんなインスタ投稿をした。
064 魚の小骨とご飯と、どっちがだいじニャ?
ワークショップをもう何十回も開いているのに。
はじめて、「ワークショップのデザイン」という内容の本を読んでます。
やー勉強になるなあ。
勉強にはなるけど、対話型のコミュニケーションやワークショップに、自分自身が向いていないから。
やり方を学ぶというより、対岸から我が身を見る、という感じ。
ツメの甘いところとか、走りすぎのところが見えてくる。
解決したくなるように作られた問いかけには、ちょっとした罠がある。
詰まってもいない、魚の小骨。
魚の小骨が喉に引っかかる前から、小骨の心配したってしょうがない。
だから先に問題解決しようとすると、罠に落ちる。
まずは食べてみよう。
ご飯を作って食べるように、ふつうに作業すれば、たいがいのことは第一歩をクリアできる。
何をどんな風に食べたいか、
食べてほしいかを思いついたら、
素材を用意して、
洗ったり、切ったり、
煮たり、焼いたり。
器を用意して、
場所を用意して、
あったかいうちに、
美味しいうちに、
食べる。
食べてもらう。
お店ならそこに、営業時間と、メニューと、お値段があるだけ。
あとは、、
反応をみながら、
創意工夫があるのみ。
人の言うことは、
どんなに素晴らしく思えても、
鵜呑みにすると
小骨がささるよ。
魚の小骨って、そんなもんだニャ。
#現場主義
#本はいっぱい読むけど
#情報収集はしない
#噛まなくても読める本は栄養にならない
#夢を生きる365日の言葉
#365日チャレンジ
#ウエサク満月からの満願成就
#最高価値
この中に、課題設定の罠という項目がある。
・自分本位
・自己目的化
・ネガティブ・他責
・優等生
・壮大
課題設定がどれかに陥りがちというもの。
それはそうだと思う。どれも思い当たる。
どれも思い当たるけれど、それは何度も現場を経験したからだ。
わたしがいろんなワークショップに参加してみて、「ああこれは罠だな」と感じるのは、上記のような課題設定の罠ではない。
課題設定の罠は、煮詰まれば気づける。
気づきにくいのは、「解決したくなるように作られた問いかけ」だ。
その場で熱気を帯びて、語られはじめるようなこと。
問題解決ごっこが始まる。
ほんとに役立つのは、気づいた瞬間、ワークショップから飛び出して、現場に向かいたくなるような問いかけだ。
だから、その場に気づきが生まれたら、「話し合い」ではなく、少なくとも各自が自分の案件に集中できるようにしなければ、せっかくの熱をその場で使い切ってしまう。
ファシリテーターは、熱が生まれたら、置いてきぼりくらいがちょうどいい。