110 感じるのが怖い感情は、ありますか?
いろんな目のお話を、してきました。
目は、他にも、鱗が落ちたり、曇ったりと、いろいろ変幻自在の働きを見せます。
目から鱗は、サウロ(パウロ)の目が開かれたことが語源。
サウロの目が光で見えなくなって、その後、キリストの弟子によってサウロは目が見えるようになるのだけど、この時、目から鱗のようなものが落ちたというのが、比喩なのか、ほんとに何か生理現象として落ちたのか、不思議です。
何かほんとに落ちたら面白いなーと思ってるんですが、どなたかご存知ですか?
眼が曇るのは、かすみ目、白濁といった症状もあるし、先入観や思い込みによる認知の歪みもあります。
その他に体感としてあるのは、感じるのが怖い感情を体験しそうになる時、目の光が落ちることがあります。
目を曇らせることで、何かを認知に入れないようにしているのかもしれませんね。
根源的な感情には、
安全か危険か、
食べられるか毒か、
快いか不快か、
などがあります。
体の中で一番深いところにあるのは、安全か危険かの「恐れ」の感情でしょう。
そして、「恐れ」の感情は、現実の環境や肉体的危機の有無だけでなく、心の危険や、人との分離感、さらには、自分の感情を感じることそのものにも恐れが生じたりします。
感じるのが怖い感情は、ありますか?
その時、自分の目や表情、指先、ハート、お腹などに、どんな感覚がありますか?
ありのままの感情を感じたい時、どんなことをしますか?
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