【旅行メモ#1】函館 湯の川プリンスホテル 渚亭
まえがき
こんにちは。のり弁280円です。
昨今、答えのないアフィリエイトブログが蔓延ってしまった結果、リーチしたい情報にアクセスできないフラストレーションが高まっている気がします。
この「旅行メモ」では、そんな「情報が手に入らなかった私」が実際にほしかった情報を残す、昔ながらの「インターネットとは集合知であるべし」とありたいものです。
ちなみに、筆者は小さな子持ちかつ、不動産業にいるため、視点観点がそっちに寄っています。悪しからず。
ホテル概要
ホテル名:湯の川プリンスホテル 渚亭
所在地:函館市湯川町1-2-25
客室数:185室(和室97・洋室80・和洋8)
その他
いわゆるコクドの「プリンスホテル」じゃないほうのプリンスホテル。本家のほうは「函館大沼プリンスホテル」にて函館に所在。
温泉付き客室がメイン。建物はエキスパンションジョイントで連なる複雑な構造。
敷地内駐車場が10台程度しかなく、溢れるとすぐに建物から徒歩で100mほど離れている駐車場へ誘導される。
ホームページはお世辞にも新しいとは言えない(※1)。また、館内リニューアルを行っておりリニューアルの告知ページもあるが、単体で情報更新が止まっている(※2)。
宿泊した部屋
ホテル側の表記は「【函館山側】露天風呂付エグゼクティブツイン(45平米)」。本ホテルはとにかく部屋の種類が多い。間取り自体は6種類程度なのだが、喫煙/禁煙とリニューアル済/リニューアル前の部屋で4パターンあり、各OTA上のプラン表示では非常に細分化されて表示されているためだ。
また、部屋の写真はOTAでは一枚しか提供されておらず、またブログ等での情報も全くと言っていいほど手に入らなかったため、今回の趣旨はここに収斂する。
実際の部屋の写真
非常にいい意味で期待を裏切られたので、写真を何枚か。
その他部屋に関する特記事項
リフォームにはパナソニックが強く押し出されており、スイッチ類はパナソニックのアドバンス!天井には埋め込み型のナノイー発生器もあり、ブラケットライトなどもパナ製であった。
テレビボードの引き出しはソフトラッチ。細かいところだが「手抜かりがないな」と思わせる。
ともかく部屋のリフォームがすさまじい。私が一側面から見ているだけのホテル業界は、ADRやOCCの予測を立てながら必死に予実管理をしていくものだが、このホテルにはそういった打算的なものが感じられない。
泊ってて「ああいいリフォームしてるなあ」と思ったのは久々である。
食事会場など
朝食はホテルにしていたのだが、ホテル2階にある朝食会場は奥まったスペースがあり、ここを小さな子供がいる家族向けのエリアとして運用。電子レンジやハイローチェアの貸し出しもあり、子持ちとしては非常にありがたい丁寧な運用がなされていた。
大浴場は男性が1階、女性が2階の変則配置。男性用は1階どころか導線上半地下であり、車いすでのアクセスは不可となる。男性用大浴場の更衣室にもベビーベッドがあり、幼児の洗体が可能。ただし、ベビーベッドに敷いてあったタオルが2日間変わってなかったのが今回の宿泊で唯一気になるポイントであった。
総論
一泊10万円の宿はいい宿である。しかし、それはそれなりの金額を払っているのである意味当然であると思っている。
この宿は、函館という観光地かつ温泉街に位置し、温泉露天風呂付き客室であるにもかかわらずリーズナブルな価格と心意気を感じるリフォーム。さらにはスタッフの応対も含め細かいところに手が届く運用面も実感できた。唯一の難点は市電の駅からの徒歩距離および臨時(隔地)駐車場が少し遠いことだろうか。全体として、おすすめしないわけがない。
お勧め度 ★★★★☆