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特別配信:「SUUMO(スーモ)新築マンション」休刊に思うこと。

それは、11月1日のことでした。

 ふと、ネットでニュースを確認していた時のこと。見つけてしまいました…。こんな記事を。
 「無料の住宅情報誌「スーモ」休刊 リクルート、来年3月末めどに
 News Picks様より拝借しましたが、もとは共同通信からの配信です。
 いやぁ…。「ついにこの時が来たかぁ」、というのが第一の感想。しかし同時に「よく2025年3月まで持ちこたえたなぁ(注)」というのが第二の感想でした。
 (注)休刊予定が来年の3月末のため、先の話ですがこう書いております。

初回よりお読みいただいている方で、勘の良い方ならご承知でしょう。

 初回で身バレ覚悟の「写真」(と言っても「杉玉」ですけど)を出しましたので、勘の良い方ならお分かりだと思いますが、私、のりべぇはかつて、「スーモ(お仕事をいただいた当初は住宅情報タウンズ)」でライターをしておりました。正しくは、レポートページを担当していましたので、社内ではレポーターと呼ばれておりました。

第一の感想の「内訳」。実は「2度目の経験」なの。

 実は、レポーター時代に一度、同じような経験をしたんですよ。といいますのも、かつて「スーモ」は、一戸建て・土地・マンションと、レポートページは「三本立て」だったんですよ。ところが、一戸建てと土地がなくなったんですね(そのため、現在は「スーモ新築マンション」って言ってるわけ)。なので、2度目の経験なんですよ。いくら情報はネットで、という時代だとはいえ、やっぱり紙媒体がなくなる(休刊と言っても、実際は廃刊のようなもの)というのは寂しいものです。

第二の感想の「内訳」。やっぱり時代の流れには逆らえず、か…。

 これは仕方がないかも知れません。世の中の流れがそうですしね。実際、新聞だって発行部数を減らしていますし、雑誌も次々と休刊・廃刊。このままでは紙の定期刊行物は無くなってしまうんじゃ、と思うほどです。そうした中、「スーモ」が2025年3月までとはいえ、発行し続けるというのは、良くぞ頑張ってくれたと、感謝の言葉を述べたいほどです。

当時はいろんなことがありました…。

 レポーターをさせていただいた間、本当にいろんなことがありました。良いことばかりではありませんでしたが、辛かったこと、怒りに震えたことも、今となってはいい思い出。だいたい、「思い出補正」をしっかりかけて、楽しかったことしか思い出せませんけどね(笑)。本当にいい経験をさせていただいたというのが、スーモのレポーター生活の総括、って感じでしょうか。詳しいお話は書けませんけど(笑)。
 もちろん、紙媒体、フリーペーパーとしては来年の3月で休刊、ということらしいですが、ネット媒体は以前同様でしょうし、むしろネットに一本化することで、新築物件の情報はより早いものになるかと思います。蛇足ですが、「都心に住む」(のりべぇもかつて書かせていただきました)や「注文住宅」はまだ紙媒体が発売中のようですので、完全に紙媒体は終了、というわけではありませんよ〜(笑)。

 ということで、元スーモ レポーターだった、不動産ライターの”のりべぇ”より、特別配信をさせていただきました。ぶち抜き企画は近いうちに再開します。少しだけお待ちください。
 次回もお楽しみに!

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