画家はなぜ絵を描くのか?表現したい?絵をみてもらいたい?
1年半前に画家に転身した妻
妻は1年半前、お絵かきワークショップへの参加をきっかけに、絵を描く楽しさにはまり、画家に転身しました。
今では、絵をかくことが至福のひとときのようです。
妻に何故絵を描くのか聞いてみた
少し考えたあと、次のような答えが返ってきました。
間髪入れずに、ちょっと意地悪な質問をぶつけてみました。
それは、自分も同じだな。
趣味で絵を描いたり、ピアノ、ギターを少しだけ弾きますが、上手く出来るた時、家族に、友達に披露したくなります。自己承認欲求に近いのかもしれません。
そんなことが脳裏をよぎった時、さらに続けて話してくれました。
確かに絵が売れても、収入には波があり、稼いだお金は必要経費としてあっという間になくなっていくのを近くでみて、画家はお金がかかるな~と私も感じていました。
日本に画家は何人いるの?
総務省の国勢調査によると、日本の彫刻家、画家、工芸美術家の数は2015年で31,200人。総人口1億2千5百万人と比べると、0.02%!
正直少ないなと感じました。もちろん、統計に含まれないで絵を描いている方は他にもいると思いますが、それでもやっぱり少ないですね。
画家は絶滅危惧種!?
中島健太(洋画家)の記事が大変参考になります。紹介されている「食えている画家」の人数については、真相は定かではありませんが、何れにしても衝撃的な記事でした!
プロ画家として生計を立てるのは難しいという記事が他にも沢山ありましたので、これは大きな課題であることは事実みたいです。画家が稼げない社会構造に、メスを入れないといけない!と本気で思っています。
日本で「食えている画家」は30~50人だけ 完売画家が考える芸術界の問題点
画家の90%が兼業で創作を続ける
株式会社Casieの調査によると、画家の90%は兼業で創作を続けているようです。日本に国勢調査の統計によると、全国で3万人位しかいない画家の10%が専業ということは、全国に3,000人程度しか専業の画家が存在しないということになります。
「画家が稼げない」を変えたい!!
妻に投げかけた、「なぜ絵を描くの」という質問から、絵を描く理由は人それぞれで、1つに絞れないことが分かりました。
同時に、調べていくうちに、絵を描き続けることが厳しい現実、それは「画家が稼げない」構造と切っても切れない関係であることを知り、微力ながら、少しでも、状況を変えたいと思っています。
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