私がCLS高知を運営する理由
こんにちは!
CLS高知 代表理事をしております、松田憲明と申します。
皆さんの投稿を拝見して、CLS高知にはいろんな思いが詰まっていることを改めて感じさせていただきました。身の引き締まる思いでございます!
あと2日となった当企画、ぜひお読みいただけると嬉しいです
私のnoteでは、
・CLS高知によって起きた私と私の事業への変化
・CLS高知を運営していく理由
についてお話していきます。
県外からの参加者にとっては地方の企業との関わり方の参考になると思うのと、
県内の参加者にとってはCLS高知で自分がどう変われるかがわかると思います
3,600字くらいありますが、ぜひお付き合いください
↓アドベントカレンダーまとめ
自己紹介
私は高知在住のいわゆるアトツギで、家業を継ぐために2019年に東京からUターンしてきました。
家業は松田医薬品株式会社という入浴剤製造と動物医薬品卸を営む会社で、創業1948年の古き良き会社です。現在私は取締役営業副本部長として、全社を横断して様々な業務にあたっています。
Uターンをして感じたモヤモヤ⇒小林隊長との出会い
Uターン当時の私は、都会と田舎の仕事のスピードの違いや、田舎ならではの多様な価値観、アトツギとしての焦りなどに苦悩しながら過ごしていました。相談する相手もなく、高知でいろんな集まりに参加して気の合う仲間を探しました。
様々なところに顔を出しましたが、フラストレーションはたまる一方。田舎に絶望する日々…そんな中で一つのイベントを見つけました!
それこそが小林隊長が運営しているスタートアップウィークエンド!
久しぶりに頭の芯から汗をかき、個性的な参加者と切磋琢磨したことで底知れない達成感と感動を覚えました。
この経験・出会いが大きなターニングポイントでしたね
CLS高知との出会い
その懇親会にて小林隊長に勧められたのがCLS高知
何のイベントかわかりませんでしたが、とりあえずノータイムポチリしました!
初めて参加したのは2020年戻り鰹編
NewspicksのMOOCで予習したのに、正直初回はあんまりわからなかったです(笑)
しかし参加して感じたのが、参加者のみなさんが魅力的な方々だということ。そしてその方々の高知への愛・熱量の高さです!!
正直言って、この方々がどんな方かもわからないし、飛び交っているワードもよくわかんないけど、仲良くなってみたい。食らいついていくことで成長できるはずだという確信を持ちました。
しかし今の未熟な自分では、参加するだけじゃあダメだと感じていました。そんな中、某CLS高知マンに御礼のメッセージを送ったところ…
このメッセージがきっかけで運営にヌルっとジョインすることになりました。
その後は私の趣味であるテントサウナを活かし、サウナ係長として小林隊長とワーケーションを企画することになりました。今でも人気コンテンツとしてご好評いただいております!
そこから、回を重ねるごとに少しずつ参加者の皆さんに認知していただけたように思います。毎回のように新しい方と出会い、そして再会し、たくさんの刺激をいただくことで、日々の仕事への大きな活力になりました。
高知にいる方がCLS高知に参加する価値として、”外のものさし”に触れられることが挙げられます。
身の回りの当たり前の事柄を、外部の方の視点で見ていただくことで新たな発見があります。
CLS高知な日々
CLS高知の運営をすることは、日々の業務にも良い循環を生みました。
運営MTGは日曜日の21時からほぼ毎週開催されます。
私はこの時間が大好きなのです。信頼できる優秀な皆さんと週一回オンラインで顔を合わし、アイデアを出す。MTGが終わったらいただいたタスクをこなして眠りにつく。
いいペースで1週間を終えることができ、月曜日からの業務もすっきりした頭で臨むことができました。まさにCLS高知の運営は私のペースメーカー。
いつしか私にとって無くてはならないものになっていました。
自らの変化
冒頭に書いたように田舎に絶望していた私ですが、CLS高知の運営を通じて高知に自信を持てるようになっていきました。
CLS高知の参加者が外のモノサシを以って高知を評価してくれ、そして全力で楽しんでくれたこと、
また、運営の皆さんの高知愛の深さに感化されたことが影響しています。
そうなってくると身の回りの物事の見え方が変わってきます。
地方の企業や産業、文化のことも愛おしく思えてきますし、自分の会社/事業のことも段々ポジティブに捉えることができました。
幸いにして私の事業は
①動物薬卸という、地域の畜産・養殖という食文化にかかわる事業と
②入浴剤の製造という日本独自の入浴文化にかかわる事業
どちらもエッジが立った事業構成になっています。
この関係性や手持ちのリソースを活用してワーケーションに活用することで、参加者にも生産者にも自社にもwin-winな活動ができました。
周囲の社員への影響
そんなこんなで突っ走ってきた2022年ごろ。
私の中に課題として浮き上がってきたのは、「会社で私だけが突っ走っててもダメ」という点です。
会社のメンバーと同じような世界観を共有し、歩幅を合わせて進んでいかねばいつか空中分解が起きますよね。
そんなタイミングで、春日井製菓の原さんが密に弊社社員と交流してくれたり、またnossonさん、カゴノオトさんと一緒にブランディングについてのワークショップを開いていただいたりして、社員とCLSの関係性を築くことができました。それ以外にも様々なご縁をつないでいただいている原さん。本当に感謝感謝です!!!
社員にとってもCLS高知の参加者にみなさんや、外部の方とのコミュニケーションはとても刺激になり、自主性や柔軟な発想がどんどん生まれてきました。そんなタイミング2023年戻り鰹編のこと
そして運命的な出会い
このころ、入浴剤の部門のリブランディングを進行しており、マーケティングに明るく、一緒に手を動かしながら並走していただける人を探していました。
2023年の戻り鰹編のグループディスカッションで隣に座った方の名札を見ると、関心事欄に
”銭湯・サウナ”
と書いているではありませんか。
この方こそ現在私たちとファンコミュニティづくりに向けて並走していただいているふがしさんでした。
↓ふがしさんとの出会いについてはこちら
そこからはあれよあれよと銭湯とのコラボは進み、なんと今月からも銭湯関連イベントが始まります。もちろん私も監修しながら、当社社員の大関君とふがしさんで作り上げたイベントです。
課題だった社員とCLS高知の融合が果たされ、事業が次のフェーズに進んでいることが実感できている今日この頃でございます。
CLS高知を運営する理由
一生懸命に走り抜けてきたUターンしてからの5年間。気づけば会社でも役職をいただけるようになり、CLS高知でも代表理事の役職を拝命しました。
しかし読んでいただければわかるように、ほとんど誰かに助けられたことばかり。CLS高知の皆さんによって育てていただいたと強く感じています。
そのうえでCLS高知で私がやるべきことは、
高知の企業・人を着火しどんどん変革を起こすこと。
だと思っています。
つまり私のような経験を一人でも多くの人に経験してほしいと望んでいます。
大好きになった高知ですが、やはりまだ閉塞感はあります。
挑戦しやすい土壌かというとそうではありません。
ですが、年2回CLS高知に来ればそこには挑戦ややる気に満ち溢れた空間に触れられる、仲間に出会える、そんな場にしていきたいと思っています。
そのためにも、遠方から来られる方にもたくさんの喜びや学びを持ち帰っていただけるように日々運営していきますし、今回も絶対いいイベントになります!!ぜひ何度でも高知に来てくださいね!!!
まとめ
なんだか長くなってしまってしまいました。ここまで読んでいただいた方、本当にありがとうございます。
色々と成功したみたいに書きましたが、私もまだまだ道半ばです。
ぜひ皆さんにもっともっといろんなアドバイスをいただき成長していきたいと思っています!
ぜひ気軽に話しかけてください!そして話しかけられたらかまってくださいね!
高知から初めて参加される方や、回数が浅い方で楽しいCLSの楽しみ方がわからない方も、ぜひ気軽に声をかけてください!
さて、今回のCLSもどんな発火があるかな。
私も全力で発火します!
ぜひ皆さんも全力でCLS高知を楽しんでくださいね!