KANSOウェビナー 「調熱」と「調湿」で、蒸し暑い夏を乗り切る
2021年9月28日(木)16:30-18:30
https://kanso2.peatix.com/view
レクチャー 80分(40分 x 2人) 質疑応答 30分
参加費: 1700円/人
講師:
佐藤 欣裕(一級建築士)
池田 憲昭(ドイツ在住の森林コンサルタント)
KANSOは、スイスの建築家/大工のサシャ・シェアと、ドイツ在住の森林コンサルタントの池田憲昭、そして日本の秋田を拠点に省エネ建築を実践してきた「もるくす建築社」の佐藤欣裕の3人が一緒に立ち上げた建築コンセプトの普及と実践のフレームです。
「再利用・リサイクル」可能で、地域に富をもたらす地場の自然のマテリアルの「蓄熱(調熱)」と「調湿」機能を軸に、自然と調和した「ローテク」の「シンプル」な建築のソリューションを提案、実践していきます。
春に完成したKANSOの日本モデル棟第1号、もるくす建築社の「美郷アトリエ」は、初めての夏を経験しました。北国でも日中の気温は35度まで達し、湿度も高く蒸し暑い夏でしたが、窓を開けたまま、毎日4-5人がコンピューター4台とコピー機1台で働いている環境下でも、予備で取り付けている冷房設備は一切使わずに、乗り切ることができました。
今回のウェビナーでは、温度や湿度の計測データも紹介しながら、機械設備を使わずに、自然のマテリアルと人間の知恵によって、蒸し暑い夏と上手く付き合うコンセプトを話します。
ドイツ在住の池田憲昭は、建築物理の観点から、「蓄熱(調熱)」と「調湿」の原理と機能を、シュヴァルツヴァルトやスイスの古建築の事例も交えながら話します。
もるくす建築社の佐藤欣裕は、新オフィスでの夏の体験と計測したデータをもとに、従来の省エネ建築との体感的な違い、マテリアルの表面温度、空気の流れ、外構の緑や水の機能、夜間冷却の仕組み、人間の体の恒常性について話します。
主催:KANSO (www.kanso-bau.com) 共催:Smart Sustainable Solutions 株式会社