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11月16日(土)進化した土・木のKANSO建築を紐解くイベント(現地+オンライン)

断熱に偏重し、機械に頼った現代建築の潮流に違和感をもって、よりシンプルでホリスティックなソリューションを探し求めた結果、KANSOが生まれました。

2021年にKANSO日本モデル第1号の美郷アトリエ(秋田県)を建設。
土や木、石という自然素材の多面的な性能を十分に発揮させ、冷暖房も機械換気も使わずに夏も冬も快適に人間的にやり過ごせることを実証できました。

現在、秋田県田沢湖に、KANSOの2棟目が建設中です。
次の観点で、より深くサステイナブルに進化しました。

1. 伝統工法の石場建をアレンジした「ポイント基礎」で、気候キラーであるセメントの使用を大幅に抑える。

2. 建設廃材や蓄熱暖房機のレンガなどを、アップサイクルして、壁や床に使用。

3.  上記2つの措置によって、LCA(ライフ・サイクル・アセスメント)を通常の3分の1に削減。

4. 土の耐力壁を内側に施工することで、地震の際の「粘り」と「変形性能」を高める。

11月16日の現地イベントでは、森から木材加工、建物まで、一連の流れをお見せします。
また、建設途中だからこそ、躯体のなかのアップサイクル資材も見れます。
左官・原田氏による土耐力壁の施工も見れます。
今回は、木構造のスペシャリストであるハシゴタカ建設事務所の構造設計士 高見澤氏を特別ゲストとして招きし、現地と座学(オンラインあり)で、この建物のメカニズムをレクチャーいただきます。

https://kanso-hashigotaka.peatix.com/view


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