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竹パラ名古屋公演から4歳児の推し活を考える

昨日、名古屋で竹パラのコンサートがありました。
私は、お留守番でしたが、娘と妻の2人で行きました。
場所は金山フォレストホール。
自宅が東別院あたりなので自転車で会場まで出かけていきました。
ちなみにフォレストホールのキャパは2291。
完売です!すご・・

SOLDOUTでした

そんな竹パラからこどもたちの推し活について考えてみたいと思います。


そもそも竹パラってなに・・

私も娘から教えてもらって知ったのですが、竹パラとはYouTubeで大人気のアイドルグループ「竹下☆パラダイス」のことだそうです。フォロワー165万人なので、フォレストホール完売も頷けますね。

竹パラのYouTubeプロフィール

簡単に竹パラのことも書いておきますと、竹下☆ぱらだいすは、原宿出身の「オモロカワ」をコンセプトにした自称原宿クリエイターアイドルグループです。

メンバー構成

  • あぃりDX

    • 本名: 今井愛理

    • 勇気: 1997年10月5日

    • 出身地: 東京都

    • 身長: 155cm

    • 担当カラー: ピンク

あぃりDXはグループのリーダーで、プロデューサー、振付師、作詞、MVディレクターも担当しています元看護師の経験を踏まえた「看護学生あるある」動画で人気を集めました。

・だーご

  • 本名: 高田大吾

  • 勇気: 1998年10月3日

  • 出身地: 佐賀県鳥栖市

  • 身長: 168cm

  • 担当カラー: ブルー

だーごは自称5歳で、様々な声を出すことができます子供の頃からアイドルになることが夢だったそうだ。

  • しんぢくん

    • タイトル: 非公開

    • 勇気: 1996年11月11日

    • 出身地: 佐賀県鳥栖市

    • 身長: 153cm

    • 担当カラー: イエロー

しんぢくんはグループ内で母親的な存在で、癒し系キャラクターです商業高校出身で、簿記と電卓検定1級を保持しています。

竹下☆ぱらだいすは、独特の世界観と個性的なファッション、キャッチーな楽曲で若い世代を中心に人気を集めているようです。YouTubeやTikTokなどのSNSを中心に活動し、ライブやイベントも行っています。

巧みなコラボ戦略

竹パラは企業案件も巧みに取り込んでますね。
クレヨンしんちゃんとのコラボMV、クレーンゲームなどのコラボも積極的に行っていて、それがファンの裾野を広げていると思います。
あとは、本人たちもクリエイターアイドルと言っているだけあって、世界観が本当にかわいい。
小さい女の子が好きそうな配色や衣装で虜にしているってのもわかります。


GiGOとのコラボキャンペーン

グッズもかわいい

あとは、グッズです。
5月頃、ケロポンズのコンサートに娘と一緒に行ったのですが、エビカニクスの手袋が売っていて、「欲しい」って言わなかったので、買わなかったのですが、エビカニクスでみんなが手袋持って踊ってる姿を見て、「自分だけなくて悲しかった。欲しくなっちゃった。」と帰り際に言っていました。
竹パラはグッズの沢山取り扱っていて、全部可愛いから欲しくなるものばかり。ちなみにラインナップ(一部)はこんな感じです。

ライブ当日配られたグッズメニューチラシ

ちなみにうちの娘(&妻)が購入したのは、竹パラ学園リボン、竹パララババン×2個、竹パラ学園タオル、ガチャガチャ1回で合計8,000円のお買い上げ。チケットが1枚3,500円なので、一人あたり7,500円ということになります。
妻に確認したところ、客層のほとんどが母娘だったとのこと。それを踏まえると、1家族あたり2万円程度はこのコンサートで出費していることになります。チケットをある程度抑えて、グッズで稼ぐ。ちなみにこれ以外にも定番グッズなども販売されてたとのことで、チケット売上よりもグッズ売上の方が多いことが予想されます。ガチャガチャも一人で何回もやってる子もいたそうです。

購入したグッズの群

あとは、前回IronMaidenの記事でも書きましたが、キャッシュレス決済対応していました。推し活×キャッシュレス決済はもはやデフォルトになりつつあるようです。「買いたい~!でもお金持ってきてない~」で諦めてたグッズも買えますもんね。それは大きいですよ、ほんと。

映像シェア自由

これまた先日のIronMaidenもそうだったのですが、スマホ映像のシェアは大歓迎というスタンス。
もちろんプロショットは販売目的の人たちが出てくるのでNGですが、スマホのSNSシェアは大歓迎だったそうです。
日本の多くのアーティストはそれを禁じていますが、竹パラのようなYouTubeやSNSが主戦場のアーティストは、どんどんシェアしてもらって竹パラを広げてくれるからありがたいっていう考え方なんですよね。
もちろん、コンサート行く前に演出とかセトリとか知りたくないって人がたくさんいるのは知っています。
ただ、逆にこんなすごい演出あるんだ!行ってみたい!と思う人も同じくらいいるはずです。
これはアーティストのスタンスが問われると思いますが、これからさらに認知を広げていきたいというアーティストは、映像シェアは自由にした方がよいというのが私の個人的な意見です。

まとめ

ターゲットに刺さるコンテンツを最適なフォーマットで届けている良い事例だと思います。
あとは販促費に関しても、ファンのシェアが多いためそんなに使っていないのでは?と思います。逆に企業案件などで収益を上げているため、認知を取りながら稼ぐということができていて、素晴らしいなと。
これからも推し活に関しての記事をマーケティング要素も絡めつつ記事にしていければと思っています。
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