【合格記念】簿記未経験者が簿記3級に合格するためにやってきたこと
はじめまして!
@norimasoと申します。
埼玉県在住の3児の父です。会社員(SE)として都内に勤務しております。(現在はコロナ禍のため、在宅勤務)
私は、今年11月15日に行われた「第156回日商簿記検定試験」にて、簿記3級を受験し、無事合格することができました。
今回は簿記3級合格にあたり、約3ヵ月間どのように取り組んできたのかを記録に残していこうと思います。
前提として、このnoteはこんな方向けに書いています。
・未経験だが、簿記3級を受験したい or しようか悩んでいる
・現在、簿記3級を勉強している
しかし、私の合格体験記としての意味合いもありますので、今回は「どのように勉強して合格に至ったか」に焦点をあてて書いていきます。
このnoteが、ご覧いただいた方の参考になるような存在になれば嬉しいです。
では、本題に入ります。
初めての投稿なので、見づらい部分も多々あるかもしれませんが、温かく見守っていただけると幸いです。
前提:学習に使用していた教材について
私は、クレアール簿記講座(総単元数:57)を受講しました。学習のベースはこちらの講座になります。
(リベ大の両学長もオススメしています)
また、理解できない部分は、私の周りで好評だったふくしままさゆきさん、たぬ吉さんのYouTube動画で分かりやすく解説されていたので、補足教材としてよく見ていました。
①1周目はひたすら進んで学習(5~6割の理解)
学習期間:2020/08/03 ~ 2020/10/13
※FP3級直前と数日間はサボりました(^^;
簿記の勉強が未経験だったことから、初めから完璧に理解できないと割り切っていたので、学習内容の全体像を把握するつもりで1日1講義を見る⇒テキストを読んで例題を解く・解説を読む⇒問題集を解く・解説を読む というサイクルを継続していました。
1周目では、以下のような印象を持ちました。
・簿記には5つの概念(資本・負債・純資産・費用・収益)があるのかぁ
・期中仕訳って多いなぁ
・決算手続き?損益?売上原価?はぁ…
1周目(試算表以降)では、期中仕訳の知識がある前提の仕訳ばかりなので、仕訳が全然理解できていないことを痛感させられました。また、そこに決算手続も加わり、「難しい…」「無理…」と何度も心折れていました。
②2周目は理解不能・苦手部分を明確にしながら学習
学習期間:2020/10/14 ~ 2020/11/05
心が折れかけながらも、2周目をすぐに開始しました。
この頃、ふくしままさゆきさんやたぬ吉さんの動画に出会いました。今思えば、折れそうな心を繋ぎ止めていただいたのかもしれません。
理解しづらかった部分は、このお二方の動画を見ることで知識の「点」と「点」が繋がったかのような手応えを感じましたし、理解も深まりました。
2周目では、以下のような印象を持ちました。
・結構分かったかも!イケるかも!
・でも、○○と△△、□□が苦手だなぁ…
・試算表の貸借合計が一致しない…涙
・決算仕訳が勉強不足、精算表…
③ひたすら仕訳問題を解きまくる
学習期間:2020/11/06 ~ 2020/11/14
②まで勉強を終えて、苦手分野がありつつも、少なからず理解が深まっているを手応え感じていましたが、以下のように考えました。
・「試算表」や「精算表」が難しく感じるのは、「仕訳」が理解できていないから。「仕訳」ができれば、難しいことはない。
・簿記一巡の流れを把握しよう
そこで、残りの期間は
・ひたすら仕訳問題を解いて苦手部分の粗探し、潰し
・クレアールの答練問題と過去問直近6回分(後述)
に注力しました。
私が使っていたおすすめの動画はこちらです。
これらの動画で全て満点が取れるレベルまでひたすら取り組みました。
(結局満点は取れず、1,2問は間違えていました…)
④過去問・答練を解きまくる
学習期間:2020/11/06 ~ 2020/11/14
③でも書きましたが、
残りの期間は
・ひたすら仕訳問題を解いて苦手部分の粗探し、潰し(前述)
・クレアールの答練問題と過去問直近6回分
に注力しました。
実は、私は11月に入るまで簿記3級の過去問は一切見ておりません…汗
クレアールの公開答練や、直前答練が公開されていることすら忘れていたというか、知らなかったです。
私の場合は、試験約2週間前から取り組み始めました。
クレアールの答練問題は、一つ一つの仕訳が一筋縄ではいかないような問題ばかりでした。
初めて解いてみたときは、かかった時間は2時間オーバーでしたし、正答率も目を覆いたくなるような結果(4割くらい…)で落ち込みました。
実際の過去問よりも難易度高めに作られているそうなので、仕方ないと思うように割り切っていました。
ですが、仕訳問題も並行して解きまくっていたので、徐々にテンポ良く答えられるようになりました。
⑤試験当日
試験当日。
試験会場に向かうまで、こちらの動画を見て解く順番と時間配分をシミュレーションしていました。
私の場合は、以下のようにシミュレーションして、試験に臨みました。
・大問1(15分)
↓
・大問2(10~13分)
↓
・大問4(10~13分)
↓
・大問3(40分)
↓
・大問5(40分)
実際、このシミュレーション以上のペースで解くことができました。
おそらく以下のような配分だったかと思います。時間は30分以上余らせることができました。
・大問1(10分)
↓
・大問2(10分)
↓
・大問4(5分)
↓
・大問3(30分)
↓
・大問5(30分)
結果は、先頭にあるツイートのとおり、「88点」で合格することができました。
見直しの際、大問1(5)で「未払金」と回答していたのに、何を思ったのか「従業員立替金」と直してしまったことや、大問3で「着払い」の解釈を誤り、買掛金元帳の問題を落としてしまったことは未だに悔いが残っています…涙
さいごに
拙い文章だったかもしれませんが、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
私のように、ゼロスタートでもしっかり勉強すれば、合格することは可能だと思いますし、体現できたと思います。
人によっては、もっと効率的な勉強法があるかもしれませんし、もっと短期間で合格まで持っていける方もいるかもしれません。
しかし、私のようにごく平凡な会社員でも、コツコツ積み上げて勉強していけば合格できます。
このことを読んでいただいた方に伝えたいと思ったので、このような試みをさせていただきました。
さいごに、ここまで読んでいただいた皆さまにお願いがあります。
もし、このnoteが
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・また読み返したい
・一部でも少し実践してみたら、学習の理解が深まった
・合格できた
などがあれば、以下のことをしていただけると、今後の励みになりますし、とてもうれしいです。
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様々な情報が溢れている中、私のこのnoteを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
初めての試みでしたが、今後も私自身が経験したことや皆さまにとって有益と思えることを発信していければと思います。
本当にありがとうございました(^^)