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進撃のWEEK #49 DAY1

おっさんでもスタートアップ起業できる!

気づけばもう50歳。
いや、まだ50歳。
人生100年時代と言われる現代でまだ半分しか生きていない。
これまでは若さゆえの推進力と体力があった。
今ではそれらは衰えたかもしれないが、代わりに知見や経験、コネクションなど多くの武器を手に入れた。起業も数えれば今回で4社目だ。そのうちの1社は上場まで果たした。でも、まだ満足していない。
スタートアップを起業するというと若者をイメージするかもしれない。
実際に今回の講座で同期になった仲間たちも息子の年齢に近いキラキラした若者たちばかりだ。
そんなことは講座を受ける前に容易に想像できたが、そんなことは1ミリも気にしなかった。
むしろこの歳になると若者と同じ目線で一緒に学べるチャンスなど滅多にないから楽しみでしかなかった。
チャレンジしたいことがある。動機はそれだけで十分。
自分理念に従うと、この講座を受けない理由はなかった。

自分理念
・自分の気持ちに嘘はつかない
・チャレンジ精神を大切にする
・人々を笑顔にさせることで自分の心を豊かにしていく

AM7:00

いつもならスマホの目覚ましがなる時刻だ。
それよりも1時間早く起き、白い息を吐きながら会社に出社した。外の寒さで眠気も一気に覚めてる。
会社のデスクに座り、パソコンを立ち上げ、準備万端!
さぁ、DAY1の始まりだ!

DAY1 理念形成

前置きが長くなったが、本題に入りたいと思う。
講座1日目は「理念形成」についてだった。

運営の方から講義の説明を受け、一通り自己紹介をしたところで、1本の動画を見るように言われた。
7:23頃に声かけるのでそれまで見ろということだった。およそ12-3分。
動画を再生し始めた。が・・・動画時間が19:24もあるではないか!
声をかけられる前に一通り見たかったので、とっさに冒頭のカウントダウンの部分を飛ばし、かつ2倍速再生で視聴することにした。
動画に出ていた戸村氏は比較的ゆっくり話す方なので2倍速でも問題なく聞き取れた。(もちろん講義後に標準速度で見直しました)

動画の中では「マズローの欲求階層」と「3つの輪」の話があった。
「マズローの欲求階層」については過去にメンタルカウンセラーの勉強で学んだことがあり知識があったが、これまで会社経営や事業を行う上で意識したことがなかった。理念形成はもちろん、会社経営や人材マネジメントにおいてももう一度見直してみようと思った。
また、「3つの輪」については私自身も大学の講義でも大学生に伝えているくらい大切にしている。人には伝えているものの、自分では意識することがなくなってきた。改めて自分が「やりたいこと」「やらねばならないこと」「やれること」を意識してみたいと思った。

【STEP1】 過去の経験を振り返る

過去の思い出深い出来事を洗い出し、その時に考えたことや感じたことをリストアップしていく。
他の受講者より2倍以上長く人生経験を積んできたので振り返るとどんどん出てくる(汗)
どれも思い出深い出来事ではあるが、その中でも特に自分の感情が大きく動いたなと思ったものを中心にリストアップしていった。

【STEP2】自分が大切にしたいキーワードを見つける

キーワードを印刷してカードにし、自分が大切にしたいキーワードを選別していった。あまり考えずに直感で仕分けしていく。
仕分けを進めていくと似たような意味で残したキーワードが出てきたので、それらは重複しないようにグループ化してそのうちのどれか一つを残すようにした。
最終的に残った5つは以下のキーワードだった。

  • 挑戦

  • 本質

  • 協力

  • 創造

  • 役に立つ

【STEP3】キーワードを過去の経験と紐づける

STEP1での過去の経験と、STEP2でのキーワードを関連づけてみる

こうやって実際に文字に書き起こしてみると、どういう経験に基づいて今の自分の理念や価値観が形成されてきたのか、自分でも気付かされた。
この経験が今の自分に大きく影響してたんだなぁなど気づいたことによって冒頭で記述した「自分理念」についても、どうしてそういう理念を持っているかが明確になり、改めて見直すことができた。

【STEP4】理想の状態を文章にする

5つのキーワードをすべて使って、仕事において「こうでありたいという理想の姿」を文章にしてみた。

自分はデジタル社会において課題を感じている。IT技術を利用することが目的になってしまい、本質を見失ったサービスで生活者にストレスを与えていることも多い。
これまで培った知見と経験をデジタル社会に還元すべく、共感や協力してくれる人を巻き込みながら本当の意味で生活者の役に立つサービスを想像し創造することでデジタル社会における生活者のストレスを軽減することに挑戦したい。

感動的な文章が作れたかどうかはわからないが、理系で作文が苦手な僕にしてみたらこれで精一杯。もっと伝えるための日本語を勉強しないとなとも思った。

【STEP5】ひとことで表す

STEP4で明文化した感動的な文章を一言で表してみる。
僕には「デジタル社会(スマホ社会)において、デジタルがなかったら抱えることのなかった生活者が感じているストレスを少しでも軽減していきたい」という思いがある。
それをひとことで表してみた。

デジタル社会において「笑顔」を守る

感想

これまでいくつか起業した経験もあり企業理念なども作ってきたが、今回のようにステップを踏んで作ったものではなく直感的に作ったものだった。
それでも思いがしっかりしていれば最終的なアウトプットはさほどブレないのかもしれないが、今回のように過去の経験と紐づけて大切なキーワードを見直すことで作った理念に乗せる熱量のようなものが違うと感じた。
また、今回のようにしっかりしたステップをして作った理念はそう簡単にはブレないし、それが起業後の経営や事業推進にも影響するんだろうなと思った。
自分が作ってきた企業理念や自分理念も改めて見直せたので良い機会になったと思う。

おまけ

今回の講座で戸村氏に会えた。
といってもzoomで一緒のルームにいただけだが・・・
今回は話すチャンスはなかったし、まだどういう人かはわからないが、下記の本を読んでから自分の中では気になっている人の一人だったので久しぶりにワクワクした。
今後どこかで絡めたらいいなぁ。

きっかけとなった本はこちら↓ (忖度ではありませんw)

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