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GRⅢを21mmに改造してみた!

どうも先日、ついにGRⅢxを購入した男Nori-Streetでございます!
皆様はGRⅢ(28mm)またはGRⅢx(40mm)どちらをお使いでしょうか?

今回は、28mmにも40mmにも属さないGRⅢ(GR3)で簡単にできる21mmへの変更方法をご説明いたします。

まだ、名機GRを御存知でない方は是非こちらの映像をどうぞ!


用意するものは2つ


左がレンズアダプター GA-1、右がワイドコンバージョンレンズ GW-4

GR III用 レンズアダプター GA-1
GR III用ワイドコンバージョンレンズ GW-4

GR III用 レンズアダプター GA-1
GRⅢはレンズアダプターを装着しないとレンズフィルターの取り付け等ができません。

GRⅢのレンズアダプターはメーカー純正品以外の互換品も数多く存在しますので、純正品と互換品の違いを簡単に説明します。

大きな違いは、3点①カメラとアダプターをロックする機能の有無②電子接点の有無③値段です。GR III用 レンズアダプター GA-1は値段は互換品より高いですがそれらの機能が全て付いております。

例えばフィルターのみに限定して使用する場合は互換品でもさほど問題は無いと思います。実際私も以前ブラックミストフィルターを使用した際はNiSiレンズアダプターを使用しておりました。

ただ、GR III用ワイドコンバージョンレンズ GW-4の使用が前提となると互換品のアダプターはオススメできません。GRⅢが221gなのに対してGW-4の重量は256gです。

レンズ側に重心がかかるのでロックする機能がついていないのは精神的な面でも安心できません。

また、電子接点のおかげで手振れ補正の最適化、Exifデータの自動記録に対応できるのもレンズアダプター GA-1を使うメリットです!

GRⅢとGA-1+GW-4 
GRⅢxネガフィルム調で撮影

GRⅢとGA-1+GW-4を比較してみましょう。GRⅢが非常にコンパクトな設計のため、ワイドコンバージョンレンズ GW-4が非常に大きく感じられると思います。

実際装着するとこのようになります!GRⅢの迫力が増し増しになった感じですね!ワイドコンバージョンレンズ GW-4ですが、重たい理由がわかります。

造りがお世辞抜きで非常にしっかりしており、おまけに付けただけのレンズとは異なります。

GRⅢのレンズをそのまま21mmに交換したような描写力を持っています。

GRのレンズですが電子的な力を借りずにレンズそのものの技術で勝負するところが素晴らしいですね!


21mm作品例

実はこの大道芸人さん、私がGRⅢを使い始めた2020年に一度新橋で撮らせて頂いているのですが、その後コロナ禍で見なくなり、なんと約3年ぶりの再会を銀座でしました!

銀座の象徴

GW4を使う上で必要な事

それは覚悟です(笑)。どういう事かと申しますとGRシリーズのメリットである携帯性が失われます。通常のパンツのポケットにGW4を装着したGRⅢを入れることは不可能です。

私は撮影の際はワイドカーゴパンツを履いていますのでギリギリですがパンツのポケットに入れることができました。

ただ、21mmから28mmの切り替えはレンズを一度外す必要がある為、基本は21mmで撮影を決めたらそのままにしております。

ここ最近は21mmをメインとし、28mmにする際は左手に外したGW4を持ったままにして常に装着できる準備をしています。

この携帯性を犠牲にしても21mmの画角は楽しいですね。見慣れた景色を別世界に変えてくれます!


GRⅢを21mmにした感想

使ってみた感想としては、GRⅢの28mmとGW-4の21mmたった7mmの違いで別世界に映ることに感動しました。

21mmでは全てにおいて人間の視野よりも空間が広がるため、狭い空間は広く、近くのものはより遠くに映ります。これは28mmの気づかない物が映り込む楽しみをはるかに超えるものです。

今回の作例では敢えて普段の撮影で撮ることが多い日の丸構図で並べてみましたが、接写で撮影するよりも、真逆に人との距離を遠ざけ、空間としての迫力を出したほうが21mmに適している感じがしました。

レンズの性能は言わずもがなGRレンズ!流石です!

GRⅢの28mmに変化をつけたい方、広角を使って空間に迫力を出したい方!おもいきって21mmの世界を体験してみませんか?




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