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自分の人生は自分で舵をとる
看護師をしていた病院を退職して個人事業主として開業届を提出した時、『セルカジ』という屋号をつけました。
気になる人がいるのか問題は置いておいて、この屋号に込めた思いを残しておこうと思います。
私が看護師を辞めて退職したのが2023年の2月。
そして個人事業主のライターとして起業したのが2023年の4月12日。そこからさかのぼること7年ほど前。
急性期病棟で看護師をしていた私は、毎月師長さんがつくる勤務表の枠のなかで生きていました。
そんなこと周りに言ったら頭がおかしくなったんじゃないかと思われていたかもしれませんけど、その時の私は本気で思ってました。もちろん誰にも言ってません。
常識から考えたら勤務表があって、シフトに従って出勤するなんて当たり前ですけど、ふと、違和感を感じたんですよね。
今では2人の子宝に恵まれていますが、当時は不妊治療の真っ最中。
不妊治療って、治療のスケジュールが結構重要で、クリニックに何度も通うことが必要になるんですけど、こんな大事なことを勤務表と睨めっこして、なんとか休みの日に合うようにスケジュールしてたんです。
それまでは何の疑問も持たなかったことに、価値観が揺らぐイベントが起こったことで違和感がうまれる。
子供が欲しいという強い願いが、私の中の優先順位1位の仕事をすっ飛ばして行った時、勤務表の仕事の隙間をぬって生きている感覚。
「いや、逆だろう」って。
「自分の人生があって、その中に仕事だろう」って。
この時の勤務表の枠の中で生きている感覚が、「自分の人生は自分で舵取りをしたい」という思いになって、それを実現するための起業の道へとつながっていきました。
そこで屋号の『セルカジ』。これは私が勝手に作った造語です。
恥ずかしながら説明すると・・・
自分の人生は自分で舵取りをしたい
⬇︎
自分で舵取り
⬇︎
自分(セルフ)で 舵取り(カジトリ)
⬇︎
セルフでカジトリ
⬇︎
セルカジ。
英語のテストで赤点ばかり取っていた私には舵取りは英語にできず、こんな仕上がりになりました。
でも、なぜ今この記事を書いているかというと、『セルカジ』という屋号に込めた起業当初の思いを忘れてしまっていたからなんです。
起業してからの一年半、ライターとしては挫折して今は新たにコーチとしての道を歩んでいるけど、起業して大きく稼ぎたい、家族のために経済的にも時間的にも余裕を作りたい、そんな思いで突っ走ってきたけど、自分が主語の自分軸からは離れていってしまってたんです。
そのことに最近気づけたから、ここで改めて、自分はどうしたいかに目を向けて起業当初の思いに立ち戻ってみました。
自分の人生は自分で舵をとる
そのために自分のあり方を整えて挑戦し続けること、そしてクライアントさんにもそんな人生を歩んでもらえるサポートができればと思っています。