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まずは日本以外にもうひとつの居住拠点をつくる

皆さん、こんにちは。

私自身、日本が好きですし、今後も日本を捨てて他の国に永住するという可能性は低いかなと思っています。とは言っても日本だけに縛られるのもいささか自由がないかなと。

日本は国籍を捨てなければいつでも受け入れてくれる懐の深い国ですので(笑)、日本に加え、最低1か国は長期滞在可能な国を持つということでより自由を得られるのではないかなと思っています。

私自身の話をすると若い時には欧米に留学した経験もあり、社会人になっても出張等で欧米を訪れる機会が多くありました。ただ、若い時は新しい事に挑戦したい気持ちや時差をものともしない体力があったので問題はなかったのですが、年齢を重ねると英語がネイティブでなく、時差を乗り越えアウェーで戦うのはいささか骨が折れるようになってきました(涙)。

実際に欧米への出張は若手に譲り、私はもっぱらアジア対応に注力していたような気がしています(笑)。

そんなこともあり、長期滞在ビザはASEAN諸国を中心考えておりました。(もちろん気候が温かいことや食生活があうなども踏まえた上です)

ご存知のようにASEAN諸国は移住受け入れる国も多く、日本人にも人気の国が多いかと思います。ただ、これはほとんどが「リタイアメントビザ」であり、だいたい50歳以上の方が対象となっており、若手が取得可能なビザは結構限られています。

代表的な取得可能なビザは、富裕層の方が移住されるシンガポールやコストが安いフィリピンなどがありますが、シンガポールはたしか億単位の金額を政府が指定するファンドに入れなければならず、「笑顔の北朝鮮」と揶揄されるシンガポール政府はしれっと強権発動する恐れもありますし、フィリピンはドゥテルテ大統領に睨まれたりしたら、一瞬で命を消されてしまう可能性もありかなと(笑)。

というわけで私は以前から土地勘もあった、タイ政府が富裕層向けに販売している「タイランドエリート」というビザを購入しました(名前、そのまんまですね)。

タイランドエリートビザとは?

こちらどんなものかざっくり説明すると、

・最短5年間のマルチプルビザ(期間内に手続きなしで何回も入国OK、マルチプルでなければ毎回手続きが必要)

・銀行口座開設が可能(基本、口座はワークパーミッドがないと作れない)

・90日間の滞在レポートを代行してくれる(レポート結構めんどう)

・ちなみに働いてはダメ。お金を使う事Only(雇用は奪うな、金おとせ)

この辺はビザとして嬉しい所ですね。以下はお金を持っている人を区別するタイならではのサービスです(笑)

・空港到着時にパーソナルアシスタントがお出迎え(金ぴかの服着てます)

・そのまますぐにカートに乗って、混雑する一般市民を蹴散らしながらトップギアで入国審査へ(クラクション鳴らしまくり)

・入国審査時は外交官なみの特別レーンで対応され、手続きはアシスタントが代行し荷物はポーターが回収&運搬し、送迎車へ(自分を勘違いします)

・空港から自宅&ホテルの間はBMW7シリーズで送迎(行先等の説明一切無用)

いろいろ突っ込みどころが満載なサービスだと思いますが、タイの国際空港はどんでもない混雑ぶりですので、このサービスがあると秒殺で手続きが完了します。これは大変ありがたいです。

タイも昔はビザランと言われる短期滞在を繰り返すことで滞在期間を延長することが出来たのですが、昨今は大変厳しく取り締まっています。

こちらは結構ちゃんとしたビザで、現在でもコロナの影響で一般の方はタイへの入国は大変困難ですが、このビザを保有している人間は一定の条件をクリアすれば今でも入国可能です。

このような長期滞在可能な国が日本の他にもう1か国あれば、「3か国」の滞在のみでPerpetual Travelerは可能になりますので、あまり頻繁に移動することが得意ではない方は一考に値するのではないでしょうか?


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