サラリーマンの方がアーリーリタイアするための5つのアプローチ【②収益拡大編】
皆さん、あけましておめでとうございます。
2020年の12月からシロウトが手探りで始めてみたnoteですが、本年も継続することを目標に頑張っていきたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。
今回は皆さんの現在の「トップライン(収益)」をどのように伸ばしていくかをお話していきたいと思っています。今回も詳細は他の方々の細かい情報があるかと思いますので、私の方からはその「思考プロセス」をお話しできればと思っています。
トップラインを伸ばす方法としては「副業」と「不労所得」ですね。こちらの2つは今後のサラリーマンの方には必要不可欠な存在になってくるかと思っています。この辺は皆さんも肌で感じているところだと思います。
では、まずは「副業」からいきましょう。
昨今は副業の活動の場がだいぶ増えてきました。この「note」もそうですが、YouTubeを筆頭にデジタルな領域の副業、副業エージェント経由でのpartialな関わり方が出来る仕事やリモートOKなお仕事が多岐にわたっています。活動の場の詳細は他の方に譲らせて頂き、私からはその環境で収益を上げるためにご自身の武器をどのように磨いていくかという点でお話していきたいと思っています。
ここでお話していくのは次の3点です。よろしくお願いいたします。
1.自身の武器を「正確に」理解しているか
2.武器は「かけ算」で研ぎ澄まされるもの
3.ポジショニングが大事
1.自身の武器を「正確に」理解しているか
「自分自身のことは自分が一番理解しているよ」と言われる方も多いかもしれません。ただ、特に日系企業の大手に勤めている方は、今一度良い機会ですので、見直すことをお勧めします。
理由をご説明しますね。まず、日系企業は外資のように採用時に「JOB Description」が明確になっていないケースが多いです。総合職として採用され、ローテンションでキャリアを積んでいくことが多くなっています。ですので、いろいろご経験があると思いますが、マーケットで売れる価値があるかどうかという点がポイントです。
例えば、最近でいうとデジタルマーケティングの人材が求められています。では、皆さんが大企業でデジタルマーケティングに携わっていたとした場合、深い知見や経験があるのはどんな部分でしょうか?
大企業でしたら外部リソースも活用しているかと思います。全体の企画やリサーチはコンサルに依頼し、実際のシステム構築工程はベンダーさんにお任せし、実はPJTマネジメントに終始しているということも珍しくありません。ですので、デジタルマーケティングを担当していますということで思考をとめることなく、さらに掘り下げて「自社以外で自身が何を提供できるか」を今一度確認することが大切です。大手企業の「カンバン」や社内で通用することと「個人で外売り」することは大きく異なります。
2.武器は「かけ算」で研ぎ澄まされるもの
上記の例で言いますとデジタルマーケティングが出来るということだけであれば、それこそ多くの競合がおります。一つの領域で存在感をだすというのは結構難しいものです。世の中上には上がいますしね。
またどんなスキルもそうですが、上位行けば行くほど「1つレベルを上げることの費用対効果がなかなか合わない」ことも多いです。そのような時には少し目線を変えて「スキルのかけ算」をお勧めします。
例えば、デジタルマーケティングに精通している方はそれなりに多いですが、「デジタル×英語」となるとだいぶ競争相手は減っていくかと思います。さらに加えて「デジタル×英語×ビジネス」となるとだいぶ競争相手は少なくなりより付加価値が高い存在になることが可能です(外資系コンサルはこんなイメージ戦略ですね笑)
まずは自身のスキルセットでかけ算として活用できるものがないか見極め、今はないようでしたら、より相乗効果が大きいスキルを磨くことをお勧めします。
3.ポジショニングでエッジを効かせる
実は皆さんがすでにお持ちのスキルが今の地位や所属では活かしきれていないだけで、他に行けば活かせる機会はもっとあるかもしれません。
例えば、私の例ですが、私が現役のころは外資系コンサル兼サーファーでした。外資系コンサル業界には私より優秀な方は山のようにおりましたので、私はサーファーということを前面に出して差別化を図っていました。この業界は頭脳労働者集団の業界ですので、肉体派でアウトローな感じですと異物のように目立っていたのかもしれません(笑)。
一方、サーファーの中では私めっちゃインテリで通っていました。一応、英語も出来、修士号も持っていましたので。コンサル業界ではこのスキルセットは珍しくないのですが、サーファーの中ではかなり際立ちます(笑)。
どちらの場所でも、私自身のスキルセット自体には何も変わりはないのですが、「所属するところに応じて全面に出す自身のスキルを変えていくこと」が差別化を図るためには大切です。スキル習得を増やしていくことも大切ですが、これもなかなか一朝一夕にいかないことが多いので、現在持っている自身のスキルを有効活用してプレゼンスを強化することをお勧めします。
さて、もうひとつの収益拡大の「不労所得」についてです。
私の例は別の投稿でお話させて頂きましたね。あくまで私の場合の不動産は不労所得を築くための1つの手段として考えていただければと思っています。
ここで大切なことは現在のご自身の「与信枠」を明確に理解しているかということです。多くのサラリーマンの方が銀行口座はたくさんお持ちだと思いますが、銀行さんと与信枠について真剣にお話したことなどは少ないかと思います。そもそも今はデジタル化しているので窓口に行くことすら少ないですしね。あっても住宅ローンのご相談くらいでしょうか。
では、与信枠はどのように確認すればよいでしょうか?いきなり窓口に行って自身の与信枠の金額を教えてくれと言っても「優しく丁寧にきっぱり」と笑顔でお引き取りを願われてしまいます。何かの事業の話をするのであれば、事業計画書のひとつやふたつを持参しなければハナから相手にしてくれません。
その点事業用不動産であれば、自身の属性や金融資産と事業不動産の資産性・収益率などで、ご対応頂けます。現在はサラリーマンの方には投資用不動産の融資を閉じている金融機関さんも多いと聞きますが、与信枠を確認するという意味で一度話をしてみるのはアリかなと思っています。ともかく銀行さんとそのような話が出来るホットラインをつくることがまず大切です。
もし、現在の与信枠を確認できれば、今それを使った方がより良いのか、またまだ与信枠が少ないのでまずは与信枠を広げるためにも本業に注力して属性を高めたほうがいいのかという具体的なアクションにつながります。
ご自身の状況が分からなければ、正しいアクションを打てませんので、まず第一歩としてしっかりご自身の与信枠の確認をお勧めいたします。
以前の投稿でもお話させて頂いたようにサラリーマンの方はご自身の価値を正確に把握している方が少ないので、まずは、自身が持っている価値やモノを最大限活用できる環境を作ることが大切かと思っています。
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