温暖化により「東京」に住めなくなる日が来る?
皆さん、こんにちは。
最近は毎年のように「何十年に一度」というような災害が発生しているかと思います。今までの常識では考えられないような災害が起きていますので、皆さんもくれぐれもご自愛ください。
この夏も東京は暑すぎてもはや人間が住めるレベルを超えてきているような気がしています。コロナの良い面であるリモートワークが浸透してまだましかもしれませんが、外回りの方などには殺人的な暑さです。しかも、オリンピック等の交通規制等もあり、今年は東京は暮らしにくい環境がさらに強化される始末…。
というわけで、わたくしはこの8月中は「北海道」に避難させて頂きました(笑)。まあ、北海道も記録的な猛暑があったりして想定外の事態が発生していましたが…。
もちろん私は投資家ですので、ただ単に暑さをしのぐためだけに北海道に滞在しているのではありませんキリッ)。実はこの北海道には「新しい投資先」としても大変熱い視線を注いでおります。
今までは北海道の投資先といえば「札幌エリア」一択でしたが、現在は大きな地殻変動が起きていると思っています。北海道の地方都市のポテンシャルを検証するというのも今回の滞在理由の一つです、たぶん(笑)。
「のん気な投資家」の目線のひとつとして皆さんのご参考になればと思っております。
温暖化により熱帯エリア化している現在の大都市
先に述べたように、現在の東京の夏は過酷です。コンクリートジャングルなので気温も数字以上の体感温度です。ある研究では2100年には大都市は40℃越えにもなるとのこと。この数字まで行くかは別にしてこのトレンドは否定できないかなと思っています。
この気温に加え日本特有の湿気もありますので、正直、生物として生きていく環境としてはかなり厳しくなっているかと。今はまだ皆さん、東京や大都市に住み続けているかと思いますが、今後より厳しい環境になった場合は「民族大移動」も現実的に起きうる現象かと思っています。
北海道は広大な土地を保有していますが、このような大きな環境変化に伴う移動があった場合、投資家としては先に「より良い環境の投資先」を押さえておきたいと思うのは言うまでもありません。
温暖化により世界に影響を与える新航路
この温暖化が与える影響は、上記のように日本も他人事ではありませんが、さらにグローバルで影響があるのが「北極海」です。これはもちろん生態系にも影響があるのですが、今回お話する「北極海航路」というのが今後のビジネスに大きな影響を与えることは間違いありません。
要は、今までは氷で閉ざされており「航行不可能」であった北極海が、温暖化で氷が解け新たな航路になるということです。この巨大な利権を求めて米・中・露・欧がガチンコでしのぎを削っている状況なんです。
以前、トランプ前大統領がいきなりデンマークからグリーンランドを買うみたいな話があったかと思いますが、それはこの流れの一環ですね。
グローバルで競争が激化しているこの件は、日本も無関係でありません。この航路が確立出来れば新たな物流スキームも構築されますし、既存の概念が大きく覆るかもしれません。
そして私が大変興味を持っているのが、この航路の中継点となるであろう「北海道の道東エリア」です。この航路が出来れば欧米からアジアにくる際には新航路の新たな「玄関」になるではないかと。
北海道の道東エリアは地域地盤沈下が進んでいるため、だいぶお安く購入出来る環境になっています。釧路などが道東エリアの主要都市になるかと思いますが、人口減少に歯止めがかかっていない状況なんですね。
温暖化した際には気温が低く住みやすい土地であり、さらに今後ビジネスチャンスも可能性があるということであれば、投資先としては十分検討に値するのではないかと密かに思っています。
環境が変わる事で物事の価値も変わることがある
まあ、こちらの北海道の道東エリアの将来性はまだまだ不確定要素が多いですが、大切なことは、環境が変わる際にはその影響で大きく価値を変化するモノもあるということです。
今は温暖化はもちろん、コロナの影響でモノゴトの価値が大きく見直される時代です。今までは「価値が少ない」とか「重要視されていなかった」ことなどが大きくその価値を変えることが十分有り得るということです。
変化が生じた場合は、その事象をみるだけでなく「その影響をうけて価値が大きく変わるもの」を意識することが大切かなと思っています。これは決して難しい事でなく単純にそこに意識を持てるかどうかだけかなと。
カリフォルニアのゴールドラッシュの際に儲けた人は、金を堀りに来た人でなくリーバイスを売った人というのは有名な話ですしね。
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