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サラリーマンの方が気が付いていない自分自身の貴重な価値

皆さん、こんにちは。

昨今、コロナの影響もあり自身のキャリアを見直す動きが出ております。確かにコロナは未曾有の「危機」でありますが、見方によっては「チャンス」になります。

例えば、私もよく行っていた夜の銀座のお店などは散々な現状です。感染する代表業種(実際そうかと思いますが)のように挙げられているので、なかなか客足が戻らないようです。

ただ、コロナの感染症というのは、戦争のようにインフラが破壊されたわけでもなく、人口が減少したわけでもありません。感染防止のために一度企業活動&経済の循環が停止し経営が苦しくなり耐えきれなくなった企業から退出しているという状況です。

ですので、長期的視点で見れば今回の事象は「社会・経済の変革」というよりも「プレーヤーの入替え」と思っていただければよいかなと思っています。新しいプレーヤーは初期投資を抑えながら「新しい価値や技術」を携えて参入してくるはずです。それが後々イノベーションと言われるモノかと。

この変動時にライフスタイルを見直そうと思っている方も多いかと思います。地方に移住しそこで起業したり、事業譲渡等で個人が企業をM&Aすることも時代の流れだと思っています。そのよう考えをお持ちのサラリーマンの方には今が非常に大きな「チャンス」であることは間違いないです。

ただ、その前にサラリーマンの方が気が付いていない自分自身の貴重な価値をぜひご認識頂き、在籍している間に最大限そちらを活用していただければと思っています。

起業した方やStart-upに勤めている方はわかるかもしれませんが、今、サラリーマンで出来ていること(信用)は当たり前のものではありません。実はサラリーマンという属性は「与信」の観点からみると大変優位性が高い属性なのです。

簡単なところで言いますと、クレジットカードなんかは定期収入がある方には当たり前のように発行可能だと思いますが、サラリーマンを外れるとこれもなかなか困難です。ゴールド・プラチナは当たり前ですが、エントリーカードでもそうですね。ただ、アメックスさんは新規法人でも開設可能ですので、その辺は強い味方になります。

また、法人での銀行口座開設も同様です。個人では皆さん、メガバンクさんや大手地銀さんで選びたい放題かと思いますが、新規の法人ですとこれ、なかなかハードル高いです(今はネット銀行などがあるので少し緩和されていますが)。特にメガバンクさんなんかは新規企業についてはコネがないとなかなか難しいのではないかと思っています。

住宅ローンなんかもそうですよね。よく芸能人の方が住宅ローンで家を買うのが難しいという話がありますが、新規法人やStart-upにお勤めの方もほとんど同じです。与信通すのはサラリーマンより難しく、通っても全額のフルローンなんかはなかなか厳しいです。

サラリーマンというレバレッジが効く職業

このように実は知らないうちにサラリーマンの方も与信を活用して「レバレッジ」を多分に利用しているのです(当たり前すぎて気が付いていない感じですね)。以前の投稿で個人の与信について少しご説明させて頂きましたが、サラリーマンの方は知らず知らずのうちにご自身が持っている「価値」をムダにしている可能性があります。

まずは、サラリーマンのうちに活用できるものはしっかりご活用ください。事業をあたしく始めることや事業与信を活用することはなにも「退職してからで」というのは固定観念です。良い条件の時に自身の与信を活用することは悪い事でも何でもありません。

私はサラリーマンを継続したほうが良いといっているわけではありません。普通に働いているだけのサラリーマンではなかなかアーリーリタイアするのは困難です。どんな方法でも必ず「お金に働いてもらわなければ」なかなか実現は難しいです。そしてそのお金に「適切に」レバレッジをかけたほうが実現のスピードが速まるということは言うまでもないかと思います。

そのお金に働いてもらう環境をすべからく利用するために、サラリーマンの方は、今ある優位性をしっかり認識・活用することで今後のアーリーリタイアの早期実現につながるものと確信しております。

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