副業は「好きなこと」×「何か」で
皆さん、こんにちは。
同世代の40代が集まると決まって話題になるのが「健康」と「お金」の問題です。特にお金≒仕事の問題は、コロナの影響で「メンバーシップ型」から「ジョブ型」への移行も進み、40代は今までのスキルセットの延長線で業務を進めていくのが難しくなってきていることは皆感じでいるようです。特に今までの「なんとなく仕事をしていた風」の40代はより厳しい状況になっていくと思われます。
ビジネスマンと同様に芸能界でも40代で第一線を退く方が増えてきています。先日は同世代のTOKIOの長瀬さんも引退されましたしね。ビジネスマンを取り巻く環境も今後は大きな変化を受けていくかと思っています。
私はこのようなライフスタイルなので、この手の話はいろいろご相談を受けるのですが、皆さん「副業」や「収益の複線化」について少しハードルを上げすぎな気がしています(皆、一獲千金を狙いすぎなようなw)。今回はそんなに「肩肘張らなくても良いですよ」という点でお話していければと思っています。
「副業」はいきなり収益化を考えない
副業の話になると皆さん非常に「シビアに」副業のビジネスプランを検討されます。これはこれで良いのですが、一番大切なことは「まず、はじめてみる」ということですので、「一歩」踏み出すことが出来れば大丈夫です。
というのも以前も少しお話したように副業を開始し、個人事業主になることで、現在かかっているコスト(住宅費や携帯代金等)の一部を損金算入することが出来ます。これだけでトップライン(収入)は増えなくても、現在の本業のサラリーから自動的に納付されている税金の還付金が増え、「手取りの利益」が増えることになります。
「まず、はじめてみる」ためには「今より少し」時間を捻出することが必要になります。現在はリモートワークが浸透しつつあり、通勤時間が減っている方もいるかと思いますが、継続的に時間を捻出しようとすると疲れている日でも時間を作る必要があります。
そのちょっとしんどい時でも一歩を踏み出すためにはやはり「好きなこと」でなければ続きません。そして「好きなこと」というモノは大概今までの人生の中で「やったことがある事」なのではないかと思っています。特にオトナになると分別あるようにふるまうために、好きだったことに勝手に制御をかけていることも多いのではないかなと。
「対外的」に説明できるスキームは必要
ただ、「好きなこと」をやるといっても対外的にはビジネスとして説明出来るように準備する必要があります。ただ、好きなことをやっているだけだと「それは趣味じゃねーか」というツッコミに耐え切れません(笑)。
ただし、それが「今スグに収益に直結しなければならない」というわけではないということです。ちゃんと収益化出来るビジネスプランを作成しており、そのための準備をしているけれど「残念なことに今は収益化出来ていない」というストーリーが最低限必要です。
そのためにも自分の好きなことに、もう一つ「何か」を加えることでそれらしい「ビジネス」に見えることが出来ます。単純に「趣味とは言わせない」ためにですね(笑)。それこそ、本業の要素を加えても良いですし、もう一つの趣味を合わせることでも構いません。
世の中の「イノベーション」と言われることもゼロから作り上げているモノなどほとんどありません。大概は既存のモノに「新しい要素」を掛け合わせることで今までにはない価値を提供しています。ですので、自身の「好きなこと」に何かひとつ加えることで十分イノベーションですし、ビジネスとして成り立つものは多いはずです。
まずは月3万円の収益目標から
副業に大切なことは「無理なく継続できる」「ビジネスっぽい?プランがある」ということです。とはいえ、やはり副業というビジネスを行うのである程度の目標も必要です。高すぎる目標では途中でくじけてしまう可能性もありますので、まずは「月3万円」くらいの目標でいかがでしょう(笑)。
3万円ということに特に意味はないのですが、プロジェクトを進めるためにはゴールが必要ですし、そのゴールからの逆算のアプローチがビジネスを改善するためには不可欠ですからね。
4月から新しい年度が始まることコロナの影響の良い面をみると、気分一新何かに取り組むには最適の時期と環境が揃っています。あまり肩に力を入れず、緩い感じで副業に取り組むというのも悪くないかなと思っています。
新たにベンチャーを立ち上げるわけでもありませんし、大きな先行投資が必要なわけでもありません(大きな先行投資が必要であればもはや副業ではない気がw)。
すぐに収益化出来なくても今からタネをまいておくことで、どこかで「時代が自分に追い付いてくる」ということは良くある話です。
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