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こんなご時世でも高級車が売れる理由

皆さん、こんにちは。

マーケットが賑やかなことになっていますね。アメリカの金利上昇をトリガーに世界の株式市場に大きな影響を与えています。金利上昇による下落自体は正常な反応なのですが、今後の株価がどうなるかははっきり言ってよくわかりません(笑)。

ただ、こんな時こそ我々「素人の長期投資家」はジタバタせずに「動かざること山の如し」です。

少し話は変わるのですが、ちょうど私の車が買替え時なので少し悩んでいます。現在は日本滞在日数も減らしているためSUV1台あれば良いのですが、最近の輸入車フルサイズSUVは車両の幅が大きくなってきており、日本のマンションの駐車場にはなかなかきついサイズなんです。

そんな中、興味深い記事を見つけたので今日はこちらに関してお話させてください。どうやらこんなご時世でも高級車マーケットは好調のようです。

この記事のようにコロナの影響で「シェアリング」を敬遠する方が増えたとか、満員電車を敬遠しているとか、株価上昇などで資産が増えたためとか、いろいろな理由が言われていますが、私は少し意見が異なります。

なぜ高級車が売れているか

例えば、「株価上昇による資産増加」によるものという意見ですが、たぶん長期投資をしている方はこのコロナの量的緩和政策で資産が「20~30%/年」くらいは増加していると思います。個別株で勝負している方はもっと増加している人もいるかと思います。

この資産増加も十分にうれしいのですが、年間20%の増加というのは「1億円投資して2000万円増えた」だけになります。これはこれで大きなお金ですけどね(笑)。ただ、高級車1台は買えますが、それで終わりになってしまいます。ですので、この増加金額分を「そのまま車だけ」に使うという方は少ないかなと。

というのも、投資というのはこの増加分を「再投資」に回すことが保有資産を加速度的に増加させるコツになります。ですので、投資キャリアが長い方はそのようなお金の使い方はしないかと思っています。逆にそのようなお金の使い方をしている方はなかなか不労所得が増えていかない方かなと。

では「なぜ高級車が売れているか」と言いますと、これは増加した資産が原資なのではなく、コロナの影響で「経費を使う機会がめっきり減少」したためかと。なにせこのままだと税金にだいぶ持っていかれてしまうからです。

これは私もそうですが、ビジネスに絡んだ会食や夜の銀座でのお付き合い等がこの1年めっきりなくなりました。もちろん、これにより支出が減ったことはうれしいのですが、同時に利益が出ている事業であればその分課税対象が大きくなり支払わなければならない税金額も大きくなります。

「どうせ税金で取られるくらいなら」ということで手っ取り早く、大きく課税所得を減らせる高級車を購入する方が増えているのではと考えています。

サラリーマンの方にはイメージしづらいかも

サラリーマンの方ですと収入から先に税金を引かれてしまうので、イマイチイメージしづらいかもしれませんが、法人や個人事業主ですと「税金を引かれる前に諸々必要経費を計上」出来ますので、行動パターンが全く異なります。「金持ち父さん貧乏父さん」の大原則ですね。

サラリーマンの方も事業を見つけて法人化や個人事業主になることでトップラインの収入は変わらなくても可処分所得は大きく変化するはずです。法人の場合は多少は設立時にコストがかかりますが、こちらの回収もすぐに可能です。

副業を事業化することで収入額全体が増加することもメリットですが、たとえ額面額が同じでも可処分所得は増加し、日々の生活が豊かになることだけは間違いありません。

ただ、法人や個人事業主になるためには名目上でも「ビジネス」は必要になります。現在のサラリーマンとしての収益以外の副業や不労所得を見つけ出し、事業化することがまず必要不可欠です。

在宅ワークが増え、自身の将来を考える時間が生まれている今だからこそ、その「タネ」を見つけて育ててみてはいかがでしょう。


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