私の不労所得の築き方
皆さん、こんにちは。
今回は私がアーリーリタイア出来た資産の築き方を自身のケースを踏まえ、皆さんにご共有出来ればと思っております。
前回もお伝えしていますが、これは「私のケース」であり、現時点や皆さんへの正解ではないかもしれませんので、悪しからず。
結論から申しますと、私は「収益不動産」を基本にそちらから得られたインカムゲインを金融投資に回すというスタイルをとっています。不動産売買によるキャピタルゲインは副次的な位置づけにしています。
2020年12月時点の不動産資産は日本ではRCと呼ばれる鉄筋コンクリート造のレジデンスを全国で4棟、世帯数では200世帯超、投資金額としては20億円に少し欠ける規模で運用しています。
その不動産投資のインカムゲインから毎月定額でETF・投資信託・貯蓄型保険に長期投資しており、個別株も多少持っておりますが、どちらかというと配当狙いの投資であり、デイトレーダーのような売買を繰り返すスタイルではありません。
また、日本国以外ではカンボジアにあるホテルの区分所有にも投資しております。
なぜ私が不動産投資を中心に運用しているか
私自身は、外資系コンサルティングファーム業界におりましたので、どちらかというと若い時から少し多めの給与を頂いておりました。ですので、早い段階からたくさん税金を支払っておりそれを苦々しく思っていたのです(笑)
ですので、最初は運用というより「税金対策」という観点で不動産投資に興味を持っておりました。不動産投資の利点に関してはまた別途詳細は記事にしていこうと思っていますので、今回は詳細は割愛させてください。
ところが当時(今も?)の不動産業界は「生き馬の目を抜く」方々?ばかりであり、なかなか全幅の信頼をおいて投資を依頼出来る方々に恵まれませんでした。
その後、たくさんの不動産の営業マンの方ともお会いしましたが、いたずらに時は流れ現在でもお付き合いのある方々に出会ったのが2012年になってからかなと思います。
不動産というのは株や為替のようにマーケットがMatureになっていないので、「情報の非対称性」が発生しやすいマーケットです。ですので、信頼できる担当者が見つからなければ良い情報を得られず、そのためなかなか投資もうまくいきません。逆に言うと良い担当者さえ見つかれば、大半は成功したも同然です。(まあ、これが本当に難しいのですが…)
私自身、新進気鋭のアントレプレナーのように新しい価値を世の中に提供するというタイプではなく、本来の価値を正確に把握し、AS-IS(現状)とのGAPを見つけることが得意な感じでした。(コンサルあるあるですね)
当時はまだ民主党政権であり、自民党の安部さんに再度政権交代をするかというような感じだったと思います。
安部さんは民主党の失敗を繰り返さずに経済を「リフレ」に持っていくという噂は流れていたので、政権交代が起きれば投資環境は大きく好転すると考えておりました。
また、当時の不動産はバブル崩壊・リーマンショックを経て、不動産価格が下落しており、また銀行のオーバーバンキングにより金利競争が激化し、いわゆるサラリーマンに対する融資環境が味方していたのも大きな理由です。
そこで政権交代が現実化した時に、まずは練習として東京都千代田区と渋谷区にある区分不動産を2つ購入したのが私の不動産投資の始まりでした。
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