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「金持ち父さん貧乏父さん」からUpdateされた大事なこと

皆さん、こんにちは。

言わずと知れた「金持ち父さん貧乏父さん」、こちらは投資や資産運用に興味がある方にはレジェンド的な本ですよね。

私自身も基本的にやっていることはこちらと同じで「不労所得を増やしていく」ということを実践しているだけです。

ただ、この本が作られた時代と今の時代には大きな変化が生じています。

「金持ち父さん貧乏父さん」の中では、まずは余分な支出を抑えて「タネ銭」を作って、それを投資に回し不労所得を増やしていくというのがざっくりとしたストーリーかなと思っています。

これはこれで今でも十分当てはまることなのですが、その当時から大きく変化したのが、「与信」≒「借金をできる力」という考え方です。

以前とは違う「前提条件」の変化

私が社会人になった2000年初頭では、その頃でもアーリーリタイアする方もおりましたが、リタイア資産は数億円~2桁億円ぐらいが中心でした。

ただ、今は、皆さんご存知のように元ZOZOの前澤さんを筆頭に4ケタ億円の資産を築かれる方が出てまいりました。これはなぜかというと経済活動の基本的なルールが変わってきたためです。

契機は「リーマンショック」になります。リーマンショックが発生した主な理由は不動産の証券化によるマネーの流入が契機になっています。

これは「物理的な不動産」が証券という金融商品に変更され、それが分割・細分化されることで投資しやすい(買いやすい)環境をつくり、参加者が増加し、さらにマネーが流れ込むという現象でした。

もちろん、これは行き過ぎた行動だったため破綻してしまったのですが、これによる大きなお土産は「金融商品でないものを金融商品化出来る」ということです。

これにより、以前より大きく法人も個人もレバレッジがかけれるようになり、その結果、成功すれば大きな結果を得られるようになったのです。

これが良い事か悪い事かはいろいろ議論があると思いますが、問題は善悪ではなく、これが新しいルールになってしまっていることです。

サッカーで例えると、「サッカーは足を使って手を使わない」それが魅力だと思います。だけど、ルールがいつの間にか変更になって「手を使ってもよい」と変わったみたいなものです。もちろん、「サッカーで手を使ってはそれ、サッカーじゃないじゃん」とのご意見はごもっともだと思いますが、手も使えば足のみの選手よりパフォーマンスがでて大きく評価される…。今は、こんなことがビジネスの世界では起きています。

もちろん、「タネ銭」を作りそれを長期間投資にまわして資産を増やしていくというのは王道ですので、まったく否定するつもりはありません。ただ、世の中の変化を理解することも同時に大切なことかと思います。

ダーウィンも言っているように「強いものが生き残るのではなく、変化に適応できるものが生き残る」これは非常に有名な言葉ですが、この言葉を知っている方は多くても実践している方はそこまで多くないと思っています。

現在は良くも悪くも借金を活用してレバレッジをかけてスピード感をもって勝負することが前提条件になっています。もちろん行き過ぎたレバレッジは身を滅ぼすことになるので細心の注意が必要ですが、レバレッジと適切に向き合うというのはこれからの資産運用には非常に大切なことかと思っています。

過去の投稿で「金融の」個人の与信についても説明させて頂きましたので、こちらもご参考頂ければ幸いです。

わたしはSNSは全くやらないため、全然詳しくはないのですが、これらのフォロワーというのも新しい形の「与信」かなと思っています。この辺はnoteでいろいろ勉強させて頂ければ幸いです!

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