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朝霞の金子園で売ってる海苔が最高すぎた件

朝霞市中心部はかつて、膝折宿という川越街道の宿場町(日本橋から数えて4番め)でした。膝折という地名の由来は、ある武士の馬がこの付近で足を骨折したためといわれています。住所に本町や栄町などと名付けられている場所は、明治以前から人が住んでいた名残ではないか妄想しながら(日本橋本町、小田原市本町、徳島市栄町)、毎日地図旅行を楽しんでいます。

さて、そんな朝霞駅近くにある金子園というお茶と海苔の専門店に立ち寄ったところ、そこで売られている海苔があまりにも素晴らしくて、感動せずにはいられませんでした。海苔好きとして、常に新しい美味しい海苔を探し求めていますが、金子園の海苔はその中でも特別な存在です。

金子園の魅力

金子園は、昭和44年創業で朝霞市内で長年親しまれている老舗のお店。お茶と海苔をメインに取り扱っており、地元の人々に愛されているお店です。お店に入った瞬間から漂うお茶の香りに包まれ、そこで扱う商品へのこだわりが感じられます。海苔もその一つで、店内に並ぶさまざまな種類の海苔(なんと、商店街のホームページによれば50種類!)が目を引きます。

千葉県産・有明海産のこだわり海苔

金子園が特に力を入れているのが、千葉県産と有明海産の海苔です。これらの産地から仕入れた海苔は、品質に厳しい目を持つ消費者をも納得させるほどの高い評価を得ています。

千葉県産の海苔

千葉県産の海苔は、関東エリアでも有数の生産量を誇る房総半島で育てられています。この地域は東京湾の穏やかな環境で、栄養豊富な海水が海苔の成長を促します。千葉県産の海苔は、特に風味が豊かで、噛んだ瞬間に磯の香りがふわっと広がります。食感はパリッとしていながらも、しっとりとした舌触りが特徴です。

有明海産の海苔

有明海は、日本国内でも最も海苔の生産量が多い場所の一つであり、栄養豊富な泥質の干潟が広がっています。この干潟で育まれる有明海産の海苔は、非常に柔らかく、繊細な口当たりが特徴です。また、程よい甘みがあり、何枚食べても飽きがこない美味しさを誇ります。特におにぎりや巻き寿司に使うと、その海苔の風味が他の食材と絶妙にマッチし、一層美味しく感じられます。

地元の食材とのコラボレーション

金子園では、地元の素材を大切にし、信頼できる生産者から直接仕入れることにこだわっています。千葉県産や有明海産の海苔も、長年にわたる取引先との関係を通じて、厳選されたもののみが店頭に並びます。これらの産地の違いを楽しみながら、その風味豊かな海苔を味わうことができるのが、金子園の大きな魅力です。

まとめ

朝霞の金子園で手に入る千葉県産、有明海産の海苔は、それぞれ異なる個性を持ち、日々の食卓を豊かにしてくれます。磯の香りを存分に楽しめる千葉県産、そして繊細で上品な甘みのある有明海産の海苔、どちらもぜひ一度試してみてください。きっと、その美味しさに驚かれるはずです。

金子園詳細

  • 住所: 埼玉県朝霞市本町2-21-44

  • 営業時間: 9:00〜19:00

  • 定休日: 火曜日



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