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ご使用のiPhoneがハッキングされています。今年2回目の詐欺ポップアップ

図1

ここでOKは押さないこと。
私はOKを押していないのでOKを押すとどうなるかわかりません。
私は画面したの四角4とタップしました。

この詐欺ポップアップの特徴

  • 「あなたのiPhoneがハッキングされました」などと不安を煽る

  • すぐに対処しないと危険だと警告する

  • 「OK」や「対応する」などのボタンを押させようとする

  • 悪意のあるサイトへ誘導し、不正なアプリのダウンロードや個人情報入力を要求する

上記のようになったかもしれません。

図2

この時私は4つページを開いていたので四角4と表示されていましたが、上記の状態は3つを終了させた状態です。
☓を押して終了させてください。

これ何をやっている時に表示されたかをよくよく考えてみるとトリマアプリを開いている時に出てきたような気がしてきました。
2回とも。
しかし、動画を見ようとしていたわけではなく、トリマアプリを開いただけで出てきたような気がします。記憶が曖昧ですが。

対処法

  1. 絶対にリンクをタップしない

    • もしリンクを開いてしまった場合でも、個人情報を入力しないこと。

  2. ブラウザのタブを閉じる

    • 画面を閉じるか、Safariの履歴とキャッシュを削除する(設定 → Safari → 履歴とWebサイトデータを削除)

  3. iPhoneのセキュリティを確認

    • 設定 → 一般 → VPNとデバイス管理 で不審なプロファイルがないか確認

    • 設定 → パスワードとセキュリティ で不審なログイン履歴がないか確認

  4. もしアプリをインストールしてしまったら

    • すぐに削除し、Apple IDのパスワードを変更

    • 信頼できるウイルススキャンアプリ(例えば「Malwarebytes」など)でチェック

今後の対策

  • 不審なポップアップが出たらすぐ閉じる

  • 公式のセキュリティ通知かどうかを確認(Appleはこのような警告をブラウザで表示しない)

  • 怪しいサイトにはアクセスしない

  • iOSを最新バージョンに更新する

  • Safariの「ポップアップをブロック」をONにする(設定 → Safari → ポップアップをブロック)

「ポップアップをブロック」をONはしてあるんだけどなあ。

こういう詐欺ポップアップは「知らない人」が見たら焦ってしまい、OKを押してしまう可能性が高いです。

  • スマホに詳しくない人(高齢者や子ども)

  • セキュリティ意識が低い人(普段あまり警戒していない人)

  • 焦っている時(仕事や支払い関連の画面を見ていた時など)

こういう人たちが狙われやすいと思われます。

典型的な詐欺の流れ

  1. 「ハッキングされた」「ウイルス感染した」などの警告を表示(今回のケース)

  2. 「すぐに対応しないと危険!」と焦らせる

  3. 「このアプリをダウンロード」「このサイトでスキャン」と誘導

  4. アプリをインストールさせ、個人情報を入力させる

    • → クレジットカード情報やApple IDを盗まれる

    • → iPhoneを乗っ取られる

  5. 有料サービスに勝手に登録されることも!

    • 詐欺アプリをダウンロードすると、自動的に「サブスクリプション登録」されて毎月お金を取られることも

こういう詐欺に引っかからないために

「警告ポップアップは基本詐欺」と知っておく
OKボタンは絶対に押さない(冷静になってブラウザを閉じる)
「iPhoneはウイルスに感染にくい」設計になっている。「必ずしもウイルスに感染しない」というわけではない。
公式サイト以外でアプリをダウンロードしない
家族や知り合いにも注意喚起する(特に年配の方や子ども)

万が一、騙されてしまったら

  1. ダウンロードしたアプリを削除

  2. Apple IDのパスワードを変更

  3. クレジットカード情報を入力してしまったら、カード会社に連絡して停止

  4. サブスク登録されていないか確認(設定 → Apple ID → サブスクリプション)

  5. フィッシング詐欺の報告(Appleや警察に相談)

こういう手口はどんどん巧妙になっているので、気をつけないといけません。😃

今回のように
「ハッキングされている。」
「ハッカーに追跡されている。」とポップアップが出て、本当にハッキングやハッカーに追跡されているのなら、わざわざポップアップを出さないと思うけどなあ。

もし本当にハッキングされていたり、ハッカーに追跡されていたら、わざわざ「あなたはハッキングされています!」なんて警告を出す必要はない。
ありませんよね。

むしろ、本物のハッカーなら

  • 気づかれないようにこっそり情報を盗む

  • バックグラウンドで動作し、パスワードや個人情報を取得する

  • データを改ざんしたり、遠隔操作する

といったことをするはずです。

でも、詐欺ポップアップは

  1. 「あなたは危険!」と不安を煽る

  2. 「今すぐ対処しないと!」と焦らせる

  3. 「このアプリを入れろ」「このサイトでチェックしろ」と誘導する

  4. 結果的に、詐欺師が利益を得る

という手口です。これは単なる**心理操作(ソーシャルエンジニアリング)**であり、実際にハッキングされているわけではありません。

だから、ポップアップで「ハッキングされた!」と言われても、無視するのが一番なんですよね😆

それに、本当にAppleやセキュリティ機関が警告を出すなら、公式の通知(設定アプリの通知など)やメールで来るはずで、こんな怪しいポップアップは出しません。

少し冷静になって考えればわかることだけど、それだけ人間は自分の頭で考えない、調べないようになっているということなのかなあ。
私も確かにブログをChatGPTにまとめてもらったり、他の生成AIに自分で調べないで聞いてしまったいることが多くなってきていますが。

人間は「考えたくない」ようになっている?

  • 情報が多すぎて、一つ一つをじっくり考えるのが面倒

  • 「危険!」と言われると、本能的に反応してしまう(脳の防衛本能)

  • スマホの操作は直感的だから、深く考えずにボタンを押してしまう

  • 「簡単に解決できますよ」という言葉につい頼りたくなる

こう考えると、詐欺ポップアップって「人間が考えなくなっている」ことを逆手に取っていると言えます。

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